アルテラのHigh-Definition Multimedia Interface (HDMI) IPコアのユーザー・ガイド

ID 683798
日付 5/02/2016
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ドキュメント目次

4.1.8.15.1.7.1. HDMIオーディオ・フォーマット5.1.7.1. HDMIオーディオ・フォーマット

DisplayPortのIPコアは、ペイロードデータを転送するHDMIオーディオ・フォーマットを使用しています。
表 9.  表 21.  HDMIオーディオ・フォーマットの定義
名称 説明
0 LPCM HDMIパケット・タイプ2はペイロード・データを搬送する
1 One-Bit Audio HDMIパケット・タイプ7は、ペイロード・データを転送する(サポートされていない)
2 DST Audio HDMIパケット・タイプ8は、ペイロード・データを転送する(サポートされていない)
3 HBR HDMIパケット・タイプ9はペイロード・データを搬送する
4 3D (LPCM) HDMIパケット・タイプ11は、ペイロード・データを転送する(サポートされていない)
5 3D (One-Bit) HDMIパケット・タイプ12は、ペイロード・データを転送する(サポートされていない)
6 MST (LPCM) HDMIパケット・タイプ14はペイロード・データを搬送する
7 MST (One-Bit) HDMIパケット・タイプ15は、ペイロード・データを転送する(サポートされていない)
8-15 予約

LPCM形式でDispayPort源は、2〜8チャネルを受け付けます。コアは自動的に書き込まれたチャネルの数に基づいてサンプルパケットを調整します。オーディオ・インタフェースは、送信されるチャネルの数を決定するaudio_de入力ベクトルを用います。

HBRフォーマットにおいて、サンプル・パケット・データは、LPCM形式と同一です。 HBRモードでは、DispayPortのソースは、クロックごとに8個のサンプルを送信します。コアは、AUXパケット・ヘッダ番号9を使用してHBRオーディオ・パケットを送信します。

MST形式でサンプル・パケット・データは、LPCM形式と同一です。 MSTモードでは、シンク・デバイスにオーディオの4ストリームを送信するためにソースを可能にします。 DisplayPortのソースは、1、2、または4ストリームを送信することができます。ソースが4未満のストリームを送信すると、ゼロに入力サンプルのフィールドを設定する必要があります。

図 24. 図 32. HDMIオーディオ・フォーマット