インテルのみ表示可能 — GUID: bhc1411109377505
Ixiasoft
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1.4.1. キャプチャーされたIR/DR 値を返さない仮想IR/DR シフト・トランザクション
以下のTcl コマンドの例は、no_captured_value オプションが設定されたVIR/VDR トランザクションを示しています。これらのコマンドは、発生する基になるJTAG シフト・トランザクションを返します。
no_captured_value オプションでの仮想IR シフト |
---|
device_virtual_ir_shift -instance_index 0 -ir_value 1 \ -no_captured_ir_value -show_equivalent_device_ir_dr_shift ↵ |
Returns: Info: Equivalent device ir and dr shift commands Info: device_ir_shift -ir_value 14 Info: device_dr_shift -length 5 -dr_value 11 -value_in_hex |
no_captured_value オプションでの仮想DR シフト |
---|
device_virtual_dr_shift -instance_index 0 -length 8 -dr_value \ 04 -value_in_hex -no_captured_dr_value \ -show_equivalent_device_ir_dr_shift ↵ |
Returns: Info: Equivalent device ir and dr shift commands Info: device_ir_shift -ir_value 12 Info: device_dr_shift -length 8 -dr_value 04 -value_in_hex |
以下の図のVIR 値フィールドは、VIR の長さが3 ビット長に設定されていても、4 ビット長で、VIR/VDR スキャンに関連するビット値とフィールドを示しています。すべてのアルテラFPGA およびCPLD の命令レジスターの長さは10 ビットです。すべてのアルテラFPGA およびCPLD では、USER1 の値は0x0E で、USER0 の値は0x0C です。VIR スキャンのDR スキャンシフトに含まれるアドレスビットは、Quartus II ソフトウェアによって決定されます。
すべてのUSER1 DR チェーンは、一様な長さでなければなりません。VIR 値のフィールド長の長さは、デザインでインスタンス化されたすべてのSLD ノードの最長VIR レジスターの長さによって決まります。SLD ハブVIR は4 ビット長であるため、デザイン内のすべてのSLD ノードのVIR 値フィールドの最小長は少なくとも4 ビットの長さです。Quartus II Tcl API は、シフト・トランザクションのサイズを自動的に正しい長さに調整します。VIR レジスターの長さは、Virtual JTAG Settings コンパイルレポートで提供されます。カスタム・コントローラーでJTAG インターフェイスを駆動する場合、USER1 DR チェーンのサイズに注意する必要があります。