インテルのみ表示可能 — GUID: bhc1411109426378
Ixiasoft
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1.8. SLD_NODE 検出と列挙
命令 |
バイナリーパターン |
---|---|
USER0 |
00 0000 1100 |
USER1 |
00 0000 1110 |
USER1 命令は、sld_hub またはSLD ノードの仮想IR を対象としています。つまり、USER1 命令がデバイスに発行されると、後続のDR スキャンは、DR スキャン内に含まれるアドレスフィールドに基づいて、特定の仮想IR チェーンをターゲットにします。以下の表は、USER1 命令のDR ターゲット、仮想IR がどのように解釈されるかを示しています。
以下の表のVIR_VALUE は、ターゲットSLD ノードの仮想IR 値です。このフィールドの幅はm ビット長であり、m はデザイン内のすべてのSLD ノードの最大VIR の長さです。VIR の長さがm ビット未満のすべてのSLD ノードは、VIR_VALUE に長さm までのゼロを充填する必要があります。
m + n – 1 |
m |
m – 1 |
0 |
---|---|---|---|
ADDR [(n – 1)..0] |
VIR_VALUE [(m – 1)..0] |
ADDR ビットは、仮想IR シフトがターゲットとするアクティブSLD ノードに信号を送信するためのアドレス値として機能します。ADDR の長さはn ビットです。n ビットは、以下に示すように、デザイン内のすべてのSLD ノードをエンコードするのに十分な長さでなければなりません。
n = CEIL(log2(Number of SLD_nodes +1))
以下に示すように、アドレスマップのSLD ハブは常に0 です。
ADDR[(n -1)..0] = 0
デザイン内のSLD インスタンスの検出と列挙には、USER1 DR(m およびn)の寸法を決定するためのsld_hub の問い合わせと、各SLD インスタンス、具体的には仮想JTAG IP コア・インスタンスと、USER1 DR のADDR ビットに含まれるアドレス値との関連付けが必要とされます。
検出と列挙のプロセスは、次の手順からなります。
- HUB_INFO 命令でSLD ハブに問い合わせます。
- 32 ビットのHUB IP コンフィグレーション・レジスターをシフトアウトして、デザイン内のSLD ノードの数とUSER1 DR の寸法を決定します。
- デザイン内の各SLD ノードの32 ビットSLD_NODE_INFO レジスターをシフトアウトすることによって、仮想JTAG インスタンス・インデックスをADDR 値に関連付けます。