インテル® Hyperflex™ アーキテクチャー高性能デザイン・ハンドブック

ID 683353
日付 10/04/2021
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ドキュメント目次

2.2.8. RAMおよびDSPを介したリタイミング

Compilerは、RAMまたはDSPのリタイミング設定に関係なく、RAMまたはDSPとの間のパスでHyper-Registersを使用できます。ただし、Allow RAM RetimingまたはAllow DSP Retimingオプションをオンにすると、コンパイラはRAMおよびDSPを介してレジスタをリタイミングできます。RAMまたはDSPのリタイミング設定が無効になっている場合(デフォルト)、コンパイラはRAMまたはDSPを介してレジスターをリタイミングしません。

これらの設定にアクセスするには、Assignments > Settings > Compiler Settings > Advanced Settings (Fitter)をクリックします。

図 23. 最適化設定の調整

次の図は、これらの設定の影響を示しています。

図 24. RAMまたはDSPタイミングパス
図 25. デフォルトのRAMまたはDSPリタイミング最適化
図 26. RAMリタイミングを許可またはDSPリタイミングを許可する