インテル® Hyperflex™ アーキテクチャー高性能デザイン・ハンドブック

ID 683353
日付 10/04/2021
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ドキュメント目次

5.2.4.1. クリティカル・チェーンを制限するループの例

次のスクリーンショットは、Fast Forward Detailsレポートとクリティカル・チェーンに含まれるロジックの関連パネルを示しています。

図 114. Hyper-Optimizationの限定理由を示すFast Forward Detailsレポートはループである

次の図では、開始点と終了点の結合IDは同じです(#1) 。この場合、チェーンの開始点と終了点が同じであることを示し、ループを作成します。

図 115. ループ付きのクリティカル・チェーン(1〜34行目)
図 116. ループ付きのクリティカル・チェーン(35〜65行目)

図 117は、8レベルの組み合わせロジックを介してイネーブル入力にフィードバックするAddr_wr [0]レジスターの出力を示しています。

図 117. Technology Map Viewerのクリティカル・チェーン

この図には、Addr_wr [0]レジスターのロジックコーンへの他の入力は示されていません。 クリティカル・チェーンのソースコードソースの一部と、 Addr_wrレジスターへの入力を示します。

クリティカル・チェーンのソースコード

assign          Add_wr_pluse        =Add_wr+1;
assign          Add_wr_pluse_pluse  =Add_wr+4;

always @ (Add_wr_pluse or Add_rd_ungray)
    if (Add_wr_pluse==Add_rd_ungray)
        Full    =1;
    else
        Full    =0;
 
always @ (posedge Clk_SYS or posedge Reset)
    if (Reset)
        Add_wr  <= 0;
    else if (Wr_en&&!Full)
        Add_wr  <= Add_wr +1;