インテル® Hyperflex™ アーキテクチャー高性能デザイン・ハンドブック

ID 683353
日付 10/04/2021
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ドキュメント目次

2.2.2.3. タイミング例外を使用したクロックイネーブル

Compilerは、マルチサイクルまたは偽のパスタイミング例外のエンドポイントであるレジスターをリタイムすることはできません。クロックイネーブルは、メインクロックのレートの半分または四分の一で動作するサブドメインを作成するために使用されることがあります。場合によっては、これらのクロックによって、1サイクルおきに変化するロジックを持つ単一パスを制御することができます。通常、タイミング例外を使用してタイミングを緩和するため、このケースはあまり問題になりません。クロックイネーブルが長いデータパスと遅いデータパスを検証し、パスがまだタイミングを満たしていない場合、レジスターステージをデータパスに追加します。パス上のマルチサイクル・タイミング制約を削除します。 Hyper-Aware CADフローにより、Retimerはタイミングを改善するためにパスをリタイミングできます。