PCI Expressのマルチチャネル DMA インテル® FPGA IPユーザー ガイド

ID 683821
日付 4/20/2022
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ドキュメント目次

6.2.4.3. MSI-Xの実装

注: この機能のパラメーターは、IP によって自動的に設定されます。選択を制御することはできません。
表 74.  PCIe0 PF MSI-X
パラメーター 説明

Enable MSI-X

On / Off

On の場合、MSI-X 機能構造体が追加され、以下に示すパラメーターが使用されます。

Table size

15

システムソフトウェアはこのフィールドを読み出して、<n-1> としてエンコードされる MSI-X テーブルサイズ <n> を決定します。

Table offset

0x0000000000020000

MSI-X テーブルのベースを指します。テーブル BAR インジケータ (BIR) の下位 3 ビットは、ソフトウェアによって 0 に設定され、64 ビットの qword-aligned オフセットを形成します。このフィールドは、プログラムされた後は読み出し専用です。

Table BAR indicator

0

コンフィグレーション空間の 0x10 から始まる関数のベース・アドレス・レジスターのどれが MSI-X テーブルをメモリースペースにマップするかを指定します。このフィールドは読み出し専用です。

Pending bit array (PBA) offset

0x0000000000030000

MSI-X PBA のベースを指すために、関数のベース・アドレス・レジスターの 1 つに含まれるアドレスからのオフセットとして使用されます。PBA BIR の下位 3 ビットは、ソフトウェアによって 0 に設定され、32 ビットの qword 整列オフセットを形成します。このフィールドは、プログラムされた後は読み出し専用です

PBA BAR indicator

0

MSI-X PBA をメモリースペースにマップする、コンフィグレーション空間の 0x10 から始まる関数ベース・アドレス・レジスターを指定します。このフィールドは、MSI-X 機能構造では読み出し専用です。

表 75.  PCIe0 VF MSI-X
パラメーター 説明
Enable VF MSI-X On / Off

オンの場合、MSI-X 機能構造を VF に追加します。パラメーターは以下のとおりです。

Table size 15

システム ソフトウェアはこのフィールドを読み取って、<n-1> としてエンコードされる VF MSI-X テーブル サイズ <n> を決定します。

Table offset 0x0000000000020000

VF MSI-X テーブルのベースを指します。テーブル BAR インジケータ (BIR) の下位 3 ビットは、ソフトウェアによって 0 に設定され、64 ビットの qword-aligned オフセットを形成します。このフィールドは、プログラムされた後は読み出し専用です。

Table BAR indicator 0

コンフィグレーション空間の 0x10 から始まる関数のベース・アドレス・レジスターのどれが VF MSI-X テーブルをメモリースペースにマップするかを指定します。このフィールドは読み出し専用です。

Pending bit array (PBA) offset 0x0000000000030000

VF MSI-X PBA のベースを指すために、関数のベース・アドレス・レジスターの 1 つに含まれるアドレスからのオフセットとして使用されます。 PBA BIR の下位 3 ビットは、ソフトウェアによって 0 に設定され、32 ビットの qword 整列オフセットを形成します。このフィールドは、プログラムされた後は読み出し専用です。

PBA BAR indicator 0

VF MSI-X PBA をメモリースペースにマップする、コンフィグレーション空間の 0x10 から始まる関数ベース・アドレス・レジスターを指定します。このフィールドは、MSI-X 機能構造では読み出し専用です。