PCI Expressのマルチチャネル DMA インテル® FPGA IPユーザー ガイド

ID 683821
日付 4/20/2022
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ドキュメント目次

10.1.3. P タイル デバッグ・ツールキットの起動

クイック・スタート・ガイドに従ってコンパイルした設計例を使用して、P-Tile Debug Toolkit に慣れてください。設計例の生成および設計例のコンパイルの手順に従って、この設計例の SRAM オブジェクト ファイル (.sof) を生成します。

P-タイルのデバッグ・ツールキットを使用するには、.sof を Intel Development Kit にダウンロードします。次に、システムコンソールを開き、システムコンソールにもデザインをロードします。 .sof をシステムコンソールにロードすると、システムコンソールは NPDME を使用して設計と通信できます。 NPDME は、JTAG ベースの Avalon-MM マスターです。 PCIe デザインで Avalon-MM スレーブ・インターフェイスを駆動します。 NPDME を使用する場合、 インテル® Quartus® Prime ソフトウェアは、デバッグ・インターコネクト・ファブリックを挿入して JTAG に接続します。

これらのタスクを完了する手順は次のとおりです。
  1. インテル Quartus Primeプログラマーを使用して、.sof をインテル FPGA 開発キットにダウンロードします。
    注: 正しく動作させるために、.sofの生成に使用するときと同じバージョンの インテル® Quartus® Prime プログラマーと インテル® Quartus® Prime プロ・エディションソフトウェアを使用します。
  2. デザインをシステムコンソールにロードするには、次の手順に従います。
    1. インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ソフトウェアを起動します。
    2. ToolsSystem Debugging ToolsSystem Consoleの順に選択して、システムコンソールを起動します。
    3. System Console Fileメニューで、 Load designを選択して、.sof ファイルをブラウズします。

    4. .sof を選択してOKをクリックします。.sof がシステムコンソールにロードされます。
  3. System Console Toolkit Explorer ウィンドウには、P-タイルのデバッグ・ツールキットが有効になっているデザイン内のすべての DUT が一覧表示されます。
    1. 表示する P タイル デバッグ ツールキットを含む DUT を選択します。 これにより、その DUT の Debug Toolkit インスタンスがDetailsウィンドウに表示されます。

    2. ptile_debug_toolkit_mcdma をクリックして、Toolkit のインスタンスを開きます。 Debug Toolkit が初期化されて読み込まれると、Messagesウィンドウに次のメッセージが表示されます。“Initializing P-Tile debug toolkit – done”.

    3. 新しいウィンドウのMain viewが開き、そのインスタンスのすべてのチャンネルが表示されます。