PCI Expressのマルチチャネル DMA インテル® FPGA IPユーザー ガイド

ID 683821
日付 4/20/2022
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ドキュメント目次

3.1.5. Avalon-MM 書き込み (H2D) および読み出し (D2H) マスター

Avalon-MM インターフェイスは、メモリー・マップド・インターフェイスを介してホストとデバイス間でデータを転送するために使用されます。IP Parameter Editorで AVMM インターフェイス・タイプを選択することによりメモリー・マップト・インターフェイスを有効にできます。 PCI Express 用のマルチチャネル DMA IP は、1 つの書き込みマスターポートと 1 つの読み出しマスター ポートをサポートします。

Avalon-MM書込みマスター

Avalon-MM ライト・マスターは、メモリー・マップト・インターフェースを介してユーザー・ロジック内の Avalon-MM スレーブに H2D DMA データを書き込むために使用されます。書き込みマスターは、最大 8 バースト (バーストカウント = 8) の AVMM 書き込みコマンドを発行できます。このポートの waitrequestAllowanceを有効にして 16 に設定すると、waitrequest信号がアサートされた後、マスタは最大 16 の追加の書き込みコマンドサイクルを転送できます。

図 5. waitrequestAllowance 16とのAvalon-MM書込み

Avalon-MM読み出しマスター

Avalon-MM読み出しマスターは、メモリー・マップ・インターフェースを介してユーザー・ロジックの Avalon-MM スレーブから D2H DMA データを読み出すために使用されます。リード マスターは、最大 8 バースト (バーストカウント = 8) の AVMM リード コマンドを発行できます。

図 6. Avalon-MM読み出しマスターのタイミング図