インテル® Agilex™ 汎用I/OおよびLVDS SERDESユーザーガイド

ID 683780
日付 4/13/2020
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ドキュメント目次

4.8.2. FPGAのタイミング解析

LVDS SERDES IPを生成するとき、IPはSERDESハードウェア・クロック設定およびIPタイミング解析用のコアクロックを生成します。
表 69.  非DPAおよびDPA-FIFOモードにおけるトランスミッターおよびレシーバーのクロックLVDS高速クロックの周波数はシリアライゼーション係数によってユーザー・コア・クロックよりも高いため、IPはSERDES-コア・インターフェイス間での適切なタイミング解析のためのマルチサイクル・パス制約も作成します。
クロック クロック名
コアクロック <pll_instance_name>_*_outclk[*]
LVDS高速クロック <pll_instance_name>_*_lvds_clk[*]
表 70.  ソフトCDRモードにおけるレシーバーのクロック
クロック クロック名
コアクロック <lvds_instance_name>_core_ck_name_<channel_num>
DPA高速クロック <lvds_instance_name>_dpa_ck_name_<channel_num>
適切なタイミング解析を確実に実行するために、マルチサイクル制約の代わりに、IPは次の形式で rx_out にクロック設定を作成します。
  • 立ち上がりエッジのデータの場合 - <lvds_instance_name>_core_data_out_<channel_num>_<bit>
  • 立ち下がりエッジのデータの場合 - <lvds_instance_name>_core_data_out_<channel_num>_<bit>_neg

これらの適切なクロック設定により、Timing AnalyzerはLVDS SERDES–Coreインターフェイス転送のタイミングおよびコア転送内のタイミングを正しく分析できます。