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4.9.4. LVDS SERDES IPのダイナミック位相シフトのデザイン例
この例は、非DPAレシーバー・キャプチャーのデバッグなどのLVDS固有のアプリケーションで使用でき、キャプチャー・クロックを繰り返しシフトして、最適な動作位相シフトを見つけることができます。
また、Signal TapでIn-System SourcesおよびProbes機能を使用して、TCLスクリプティングを介してハードウェアとインターフェイスする一般的な例として、デザイン例を使用することもできます。この方法では、物理的に存在しなくても、手動スイッチを使用してボードをテストできます。
動的位相シフトのデザイン例では、LVDS SERDES IPパラメーターを設定し、IPを外部PLLに接続します。PLLは、システム内のソースおよびプローブに接続する公開された動的な位相シフト・インターフェイスを備えています。この接続により、 In-System SourcesおよびProbesエディターまたは提供されたSignal Tap付きのTCLスクリプトを使用して、PLLを制御できます。
LVDS SERDES IPコアの一部デザイン例は、インシステム・ソースおよびプローブにも接続されています。提供されているTCLスクリプトは、選択したPLLクロックをシフトする方法の例を示し、いくつかのユーティリティー関数も提供します。このサンプルスクリプトは、必要なテスト機能を実現するための出発点として使用できます。
デザイン例の生成および使用
組み合わせたダイナミック位相シフトのデザイン例をソースファイルから生成するには、デザイン例のディレクトリーで次のコマンドを実行します。
quartus_sh -t make_qii_design.tcl -system ed_synth_dpsTCLスクリプトは、ed_synth_dps.qpf プロジェクト・ファイルを含む qii_ed_synth_dps ディレクトリーを作成します。 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでこのプロジェクトを開いてコンパイルすることができます。
提供されたTCLスクリプトを使用してシステム内のソースおよびプローブを制御するには、次のコマンドを実行します。
quartus_stp -t dps_issp.tcl qii_ed_synth_dps/ed_synth_dpsmake_qii_design.tcl 引数の詳細については、次のコマンドを実行してください。
quartus_sh -t make_qii_design.tcl -help