インテル® Agilex™ 汎用I/OおよびLVDS SERDESユーザーガイド

ID 683780
日付 4/13/2020
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

3.1.1.3. ダイナミックOCT

ダイナミックOCTは、データの方向に応じてシグナル・インテグリティーを最適化することにより高性能双方向パスを終端する際に有用です。また、ダイナミックOCTは、電力の節約にも役立ちます。終端は入力動作中のみオンになるため、引き出されるスタティック消費電力が少なくなります。

表 29.  双方向I/Oに基づいたダイナミックOCTダイナミックRT OCTまたはRS OCT は、双方向I/Oがレシーバーとして機能しているか、またはドライバーとして機能しているかによって、イネーブルまたはディスエーブルされます。
ダイナミックOCT 双方向I/O ステート
ダイナミックRT OCT レシーバーとして機能 イネーブルされる
ドライバーとして機能 ディスエーブルされる
ダイナミックRS OCT レシーバーとして機能 ディスエーブルされる
ドライバーとして機能 イネーブルされる
図 34.  インテル® Agilex™ デバイスにおけるダイナミックRT OCT