インテル® Agilex™ 汎用I/OおよびLVDS SERDESユーザーガイド

ID 683780
日付 4/13/2020
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ドキュメント目次

4.3.5.1. トランスミッターの出力クロック・パラメーターの設定

Clock Resource Summaryタブには、必要な周波数、位相シフト、必要なクロックのデューティー・サイクル、接続手順、およびIOPLLインテルFPGA IPで設定する必要がある補正モードが一覧表示されます。LVDS SERDES IPへの外部PLLのコンフィグレーションおよび接続の情報については、このタブを参照してください。

次のパラメーターを使用すると、tx_out データへの tx_outclock の関係を指定できます。

  • Desired tx_outclock phase shift (degrees)
  • Tx_outclock division factor

パラメーターは、シリアル・データ・レートで動作する fast_clock に基づいて、tx_outclock の位相と周波数を設定します。ドロップダウン・リストから使用可能な分周係数を使用すると、tx_outclock 周波数を設定できます。

tx_out への tx_outclock のエッジアライメント

立ち上がり tx_outclocktx_out のシリアルデータのMSBにエッジアライメントさせるには、0°の位相シフトを指定します。

図 58. 8の分周係数で0°エッジ・アライメントされた tx_outclock x8シリアライザー波形


tx_out への tx_outclock の中央揃え

tx_outclocktx_out 上のシリアルデータのMSBとの間における中央揃えの関係を指定するには、180°の位相シフトを指定します。

図 59. 8の分周係数での180°中央揃えの tx_outclock x8シリアライザー波形


  • 0°から315°までの位相シフト値は、tx_outclock の立ち上がりエッジを tx_out データのMSB内に配置します。
  • 360°から始まる位相シフト値は、MSB後のシリアルビットで tx_outclock の立ち上がりエッジを配置します。例えば、540°の位相シフトは、立ち上がりエッジをMSBの後のビットの中央に配置します。
図 60. 2の分周係数での180°中央揃えのtx_outclock x8シリアライザー波形この図は、2の tx_outclock 分周係数 (DDRクロックとデータの関係) で、180°の位相シフトを使用する、 x8シリアライゼーション係数を示しています。