インテル® Agilex™ 汎用I/OおよびLVDS SERDESユーザーガイド

ID 683780
日付 4/13/2020
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ドキュメント目次

4.2.2.4. LVDS SERDES IP信号

表 53.  一般LVDS SERDES IP TXおよびRX信号
信号名 入力/出力 タイプ 説明
inclock 1 入力 クロック PLLのリファレンス・クロック
pll_areset 1 入力 リセット LVDS SERDES IPおよびPLL内のすべてのブロックに対するアクティブHigh非同期リセット。
注: この信号は常にリセットロジックに接続する必要があります。
pll_locked 1 出力 コントロール PLLおよびCPAがロックされるとアサートします。
表 54.   LVDS SERDES IPコアのRX信号次の表では、NはLVDSインターフェイス幅およびシリアルチャネルの数を表し、JはインターフェイスのSERDES係数を表します。
信号名 入力/出力 タイプ 説明

rx_in_p

rx_in_n

N 入力 データ LVDSシリアル入力データ差動ペア
rx_bitslip_reset N 入力 リセット クロックデータ・アライメント回路 (ビットスリップ) への非同期アクティブHighリセット
rx_bitslip_ctrl N 入力 コントロール
  • ビットスリップ回路用の正のエッジでトリガーされるインクリメント
  • アサーションごとに、受信したビットストリームに1ビットのレイテンシーが追加されます。
rx_dpa_hold N 入力 コントロール
  • DPA回路がターゲットチャネル上での新しいクロック位相への切り替えを防ぐための非同期アクティブHigh信号。
    • Highに保持 - 選択されたチャネルは現在の位相設定を保持します。
    • Lowに保持 - 選択されたチャネル上のDPAブロックは、受信データストリームの位相を継続的に監視し、必要に応じて新しいクロック位相を選択します。
  • DPA-FIFOモードでのみ適用可能
rx_dpa_reset N 入力 リセット
  • DPAブロックへの非同期アクティブHighリセット
  • 最小パルス幅は、1パラレルクロック周期
  • DPA-FIFOモードおよびソフトCDRモードでのみ適用可能
rx_fifo_reset N 入力 リセット
  • FIFOブロックへの非同期アクティブHighリセット
  • 最小パルス幅は、1パラレルクロック周期
  • DPA-FIFOモードでのみ適用可能
rx_out N*J 出力 データ レシーバーのパラレルデータ出力。
  • DPA-FIFOモードおよび非DPAモード - rx_coreclock に同期します。
  • ソフトCDRモード - 各チャネルは rx_divfwdclk に同期するパラレルデータを有します。
rx_bitslip_max N 出力 コントロール
  • ビット・スリップ・ロールオーバー信号
  • rx_bitslip_ctrl の次のアサーションがシリアルビットのレイテンシーを 0 にリセットすると、Highになります。
rx_coreclock 1 出力 クロック
  • LVDS SERDES Intel FPGA IPによって提供されるRXインターフェイスのコアクロック
  • 非DPAモードおよびDPA-FIFOモードでのみ適用可能
rx_divfwdclk N 出力 クロック

理想的なDPAフェーズを備えたチャネルごとの分周クロック

  • 特定のチャネル用に回復された低速クロック
  • ソフトCDRモードでのみ適用可能

rx_divfwdclk 信号は、互いにエッジが揃っていない場合があります。各チャネルの理想的なサンプリング位相が異なる場合があるためです。各 rx_divfwdclk は、同じチャネルからのデータでコアロジックを駆動する必要があります。

rx_dpa_locked N 出力 コントロール

DPAブロックが理想的な位相を選択すると、アサートされます。

  • LVDS SERDES IPによって駆動されます。
  • 信号がその特定のチャネルに対して理想的な位相に安定した時に、アサートします。
  • 次のいずれかの条件でディアサートします。
    • DPAが1つの位相を移動する
    • DPAが2つの位相を同じ方向で移動する
  • DPA-FIFOモードおよびソフトCDRモードでのみ適用可能

rx_dpa_hold がアサートされた後、rx_dpa_locked 信号のトグルをすべて無視します。

表 55.   LVDS SERDES IP TX信号次の表では、NはLVDSインターフェイス幅およびシリアルチャネルの数を表し、JはインターフェイスのSERDES係数を表します。
信号名 入力/出力 タイプ 説明
tx_in N*J 入力 データ コアからのパラレルデータ

tx_out_p

tx_out_n

N 出力 データ LVDSシリアル入力データ差動ペア

tx_outclock_p

tx_outclock_n

1 出力 クロック
  • 外部リファレンス・クロック差動ペア (TXデータパスを介してオフチップで送信)
  • tx_out_p および tx_out_n を備えたソースシンクロナス
tx_coreclock 1 出力 クロック

シリアライザーに供給するコアロジックを駆動します。

表 56.   LVDS SERDES IPの外部PLL信号外部PLLモードに必要なPLLクロックの周波数、デューティー・サイクル、および位相シフトを設定する手順については、IP Parameter EditorのClock Resource Summaryタブを参照してください。
信号名 入力/出力 タイプ 説明
ext_lvds_clk[1:0] 2 入力 クロック

LVDS高速クロック

  • シリアルデータ転送に使用
  • すべてのモードで必要

両方のポートをIOPLLインテルFPGA IP lvds_clk[1:0] ポートに接続してください。

このポートをIOPLLインテルFPGA IPからの信号に接続する方法の詳細については、関連情報を参照してください。

ext_loaden[1:0] 2 入力 クロック

LVDSロードイネーブル

  • パラレルロードに使用
  • RXソフトCDRモードでは不要

両方のポートをIOPLLインテルFPGA IP loaden[1:0] ポートに接続してください。

このポートをIOPLL IPからの信号に接続する方法の詳細については、関連情報を参照してください。

ext_coreclock 1 入力 クロック
  • LVDS SERDES Intel FPGA IPへの入力クロック
  • RXソフトCDRモードでは不要
ext_vcoph[7:0] 8 入力 クロック
  • 最適な位相選択のためにVCOクロックをDPA回路に提供
  • すべての機能モードに必要

このポートをIOPLL IPからの信号に接続する方法の詳細については、関連情報を参照してください。

ext_pll_locked 1 入力 データ

PLLロック信号

この信号は、外部PLLがロックされていることを示します。SERDESが初期化の準備ができているかどうかは示しません。

表 57.   LVDS SERDES IPの出力クロック信号次の表では、MはLVDSインターフェイス幅および追加の出力クロック数を表します。外部PLLモードに必要なPLLクロックの周波数、デューティー・サイクル、および位相シフトを設定する手順については、IP Parameter EditorのClock Resource Summaryタブを参照してください。
信号名 入力/出力 タイプ 説明
pll_extra_clock[M:0] M 出力 クロック

これらは、追加の出力クロックポートです。Specify additional output clocksをイネーブルすると、LVDS SERDES IPによってポートが生成されます。