インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザインの制約

ID 683143
日付 4/03/2023
Public
ドキュメント目次

2.1.3.1. インターフェイス・プランナーを使用したNoCデザイン要素の配置

次の手順では、NoCデザイン要素の推奨される配置について説明します。
  1. インターフェイス・プランナーの一般的なツールフローで説明されているように、インターフェイス・プランナーで割り当てを開き、初期化し、ロードを実行します。
  2. FlowコントロールのPlan Designをクリックして、NoC要素やその他のデザイン要素をデバイス・ペリフェラルの有効な位置にインタラクティブに配置します。NoC要素やペリフェラル要素を含むすべての配置可能な要素がDesign Elementsリストに表示されます。インターフェイス・プランナーでのNoC要素の推奨配置順序を参照してください。
  3. 次のいずれかの方法を使用して、Chip Viewにデザイン要素を配置します。
    • Design ElementsリストからNoC要素をドラッグし、Chip viewで使用可能なデバイスリソースにドロップします。インターフェイス・プランナーが有効な位置を計算するため、ドラッグ中にわずかな遅延が発生する場合があります。
    • インターフェイス・プランナーが未配置のデザイン要素を有効な位置に配置できるようにするには、右クリックしてAutoplace Selectedを選択します。すべての未配置クロックに対してAutoplace Selectedを使用する必要があります。
    • Design Elementsリストで要素を右クリックし、Generate Legal Locationsをクリックして、要素のLegal Locationsリストを表示します。リスト内の有効な位置をクリックして、フロアプラン内の位置を強調表示します。リスト内の任意の位置をダブルクリックして、要素をその位置に配置します。
  4. インターフェイス・プランナーで必要な位置の割り当てをすべて行った後、FlowペインでValidate Planをクリックして配置を検証します。
    図 20. インターフェイス・プランナーのDesignタブのChip ViewにおけるNoC要素
  5. プロジェクトに配置制約を適用するTclスクリプトを生成するには、FlowペインでExport Constraintsをクリックします。Tclスクリプトを自動的に実行するには、Apply Assignmentsをイネーブルします。
    図 21. インターフェイス・プランナーからプロジェクトへの物理制約のエクスポート


  6. NoCイニシエーターとターゲットの位置の配置によって、デザインが帯域幅とトランザクション・サイズの要件を満たすことができるかどうかを報告するには、Reportsタブをクリックし、TasksペインでReport NoC Performanceをダブルクリックします。レポートの詳細については、Report NoC Performanceを参照してください。