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3.4.2.1. デザインファイルを使用しない初期のI/O割り当て解析
HDLデザインファイルを定義する前に、基本的なI/O正当性チェックを実行できます。この手法により、暫定的なボードレイアウトが作成されます。例えば、ターゲットデバイスを指定し、PCB特性に対応するピン割り当てを入力できます。I/O規格を予約して各ピンに割り当ててから、I/O割り当て解析を実行して、各I/OバンクにI/O規格の競合がないことを確認できます。
図 62. デザインファイルを使用しないピンアウトの割り当てと解析
Fitterが各ピンタイプを決定できるように、I/Oピンとして使用するすべてのピンを予約する必要があります。I/O割り当て解析を実行した後、Fitterによって報告されたエラーを訂正し、すべてのエラーが訂正されるまでI/O割り当て解析を再実行します。完全なI/O割り当て解析には、すべてのデザインファイルが必要です。