インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザインの制約

ID 683143
日付 4/03/2023
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ドキュメント目次

2.2.3.2. ダイナミック・リコンフィグレーション・グループ配置の割り当て

ダイナミック・リコンフィグレーション・グループを含むデザインをロードすると、タイル・インターフェイス・プランナーにダイナミック・リコンフィグレーションIPインスタンスと関連するビルディング・ブロックのタイルの位置が表示されます。各ダイナミック・リコンフィグレーション・グループ内のIPインスタンスのタイルの位置をダイナミックに割り当て、ダイナミック・リコンフィグレーション・グループに関連して他のIPコンポーネントを配置できます。他のコンポーネントを配置する場合、タイル・インターフェイス・プランナーはすべてのダイナミック・リコンフィグレーション・グループの配置を考慮します。

Reconfiguration Groupsのツリービュー

Reconfiguration Groupsビューには、作成したダイナミック・リコンフィグレーション・グループのメンバーと配置が表示されます。Reconfiguration Groupsビューを使用して、割り当てるダイナミック・リコンフィグレーション・グループを選択します。DRグループはTile Assignment Editorでのみ変更でき、タイル・インターフェイス・プランナーでは変更できません。

DRグループをタイルの位置に割り当てるには、次の手順を実行します。
  1. ダイナミック・リコンフィグレーション・グループの定義 で説明されているように、1つ以上のダイナミック・リコンフィグレーション・グループを定義します。
  2. Logic Generationを実行するには、Compilation DashboardでLogic Generationをダブルクリックします。
  3. タイル・インターフェイス・プランナーを開始するには、手順2: タイル・インターフェイス・プランナーの初期化 で説明されているように、Compilation DashboardのTile Interface Plannerアイコンをクリックします。
  4. タイル・インターフェイス・プランナーで、Planタブをクリックします。タイル・インターフェイス・プランナーは、Design Element階層にダイナミック・リコンフィグレーションIPプロファイルを表示します。
  5. Reconfiguration Groupsツリービューでインスタンスを選択すると、その選択はDesign Elementsリストでの選択と同期します。
    図 51. Reconfiguration GroupsとDesign Elementsの選択の同期
  6. Design Elementの横にあるボタンをクリックすると、選択したDRグループのLegal Locationsのリストが表示されます。
  7. Legal Locations内の任意の位置をダブルクリックして、要素を有効な位置に配置します。タイル・インターフェイス・プランナーは、デバイスタイル上の有効な位置にIPを配置します。
    図 52. 1つのメンバーを配置することによる他のすべてのメンバーの自動的なDRグループの配置
    注: マルチレートDRグループのメンバーIPを配置または未配置にすると、タイル・インターフェイス・プランナーにより、DRグループ内の子および兄弟IPも自動的かつ適切に配置または未配置になります。その後、メンバーIPの配置を個別に拡張および調整できます。
  8. IPコンポーネントの配置 で説明されているように、DRグループの位置に関連して他のIPコンポーネントを配置します。タイル・インターフェイス・プランナーは、他のIPコンポーネントを配置するときに、ダイナミック・リコンフィグレーション・グループの配置を考慮します。
    図 53. 他のIPコンポーネントの配置