インテルのみ表示可能 — GUID: ujn1559464046622
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4.5. リンクレートおよび帯域幅効率の計算
F-tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPの帯域幅効率の計算は、次のとおりです。
帯域幅効率 = raw_rate * 64/66 * (burst_size - burst_size_ovhd)/burst_size * [align_marker_period / (align_marker_period + align_marker_width)] * [(srl4_align_period - 2) / srl4_align_period]
変数 | 説明 |
---|---|
raw_rate | シリアル・インターフェイスによって達成されるビットレートです。 raw_rate = SERDES幅 * トランシーバー・クロック周波数 例: raw_rate = 64 * 402.812500Gbps = 25.78Gbps |
burst_size | バーストサイズの値です。 平均帯域幅効率を計算するには、一般的なバーストサイズ値を使用します。 最大レートには、最大バーストサイズ値を使用します。 |
burst_size_ovhd | バーストサイズのオーバーヘッド値です。 Fullモードでは、burst_size_ovhd値は START と END のペアになっているCWを参照しています。 Basicモードでは、burst_size_ovhdはありません。これは、START と END のペアになっているCWがないためです。 |
align_marker_period | アライメント・マーカーが挿入される期間の値です。 値は、コンパイルの場合は81920クロックサイクル、高速シミュレーションの場合は1280です。この値は、PCSハードロジックから取得されます。 |
align_marker_width | クロックサイクル数です。このとき、有効なアライメント・マーカー信号はHighに保持されます。 |
srl4_align_period | 2つのアライメント・マーカー間のクロックサイクル数です。この値を設定するには、IPパラメーター・エディターのAlignment Periodパラメーターを使用します。 |
リンクレートの計算は、次のとおりです。
実効レート = 帯域幅効率 * raw_rate
最大ユーザークロック周波数を取得するには、次の式を使用します。最大ユーザークロック周波数の計算の前提は、データ・ストリーミングが継続的に行われ、ユーザーロジックでの IDLE サイクルが発生しないことです。このレートは、ユーザーロジックFIFOをデザインする際に、FIFOオーバーフローを回避するために重要です。
最大ユーザークロック周波数 = 実効レート / 64