F-Tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683074
日付 9/26/2022
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ドキュメント目次

4.4.1. TXリセットおよび初期化のシーケンス

F-tile Serial Lite IV Intel® FPGA IP のTXリセットシーケンスは、次のとおりです。
  1. tx_pcs_fec_phy_reset_n, tx_core_rst_nreconfig_reset、および reconfig_sl_reset を同時にアサートして、FタイルハードIP、MAC、およびリコンフィグレーション・ブロックをリセットします。tx_pcs_fec_phy_reset_n およびリコンフィグレーション・リセットのリリースは、tx_reset_ack を待ってから行い、ブロックが適切にリセットされるようにします。
  2. 次に、tx_pcs_fec_phy_reset_n がリリースされた後、IPにより phy_tx_lanes_stabletx_pll_locked、および phy_ehip_ready 信号がアサートされ、TX PHYによる送信の準備ができていることを示します。
  3. phy_ehip_ready 信号がHighになると、tx_core_rst_n 信号がデアサートされます。
  4. MACがリセット解除されると、IPによって IDLE 文字の送信がMIIインターフェイスで開始されます。すべてのレーンで同じクロックが使用されるため、TXレーンのアライメントとスキューの要件はありません。
  5. IDLE 文字を送信している間に、MACでは tx_link_up 信号をアサートします。
  6. その後MACでは、START/END または END/START CWとペアになっている ALIGN の送信を一定の間隔で開始して、接続しているレシーバーのレーン・アライメント・プロセスを開始します。
図 24. TXリセットおよび初期化のタイミング図