F-Tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683074
日付 9/26/2022
Public
ドキュメント目次

6.3. MAC信号

表 25.  TX MAC信号この表におけるNは、IPパラメーター・エディターで設定されたレーンの数を表します。
名前 方向 クロックドメイン 説明
tx_avs_ready 1 出力 tx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、TX MACによるデータ受信準備ができていることを示します。

tx_avs_data

  • 64*N (1Gbから <29Gb)
  • (64*N)*2 (29Gbから <58Gb)
  • (64*N)*4 (≥59Gb)
入力 tx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

TXデータです。

tx_avs_channel 8 入力 tx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

現在のサイクルで転送されるデータのチャネル番号です。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

tx_avs_valid 1 入力 tx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、TXデータ信号が有効であることを示します。

tx_avs_startofpacket 1 入力 tx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、TXデータパケットの開始を示します。

パケットごとに1クロックサイクル間のみアサートします。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

tx_avs_endofpacket 1 入力 tx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、TXデータパケットの終了を示します。

パケットごとに1クロックサイクル間のみアサートします。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

tx_avs_empty 5 入力 tx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

TXデータの最後のバーストの無効なワードの数を示します。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

tx_num_valid_bytes_eob 4 入力 tx_core_clkout

最後のバーストの最終ワードの有効なバイト数を示します。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

tx_is_usr_cmd 1 入力 tx_core_clkout

アサートされると、この信号はユーザー定義情報のサイクルを開始します。

この信号のアサートは、tx_startofpacket のアサートと同じクロックサイクルで行います。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

tx_link_up 1 出力 tx_core_clkout

アサートされると、TXデータリンクによるデータ送信準備ができていることを示します。

tx_link_reinit 1 出力 tx_core_clkout

アサートされると、この信号はレーンの再アライメントを開始します。

この信号を1クロックサイクル間アサートして、MACによる ALIGN CWの送信をトリガーします。

crc_error_inject N 入力 tx_core_clkout アサートされると、MACは選択されたレーンにCRC32エラーを挿入します。
tx_error 5 出力 tx_core_clkout 使用しません。

次のタイミング図で示している例は、10ワードのTXデータをユーザーロジックから10個のTXシリアルレーンにわたって送信する場合です。

図 26. TXデータ送信のタイミング図
表 26.  RX MAC信号この表におけるNは、IPパラメーター・エディターで設定されたレーンの数を表します。
名前 方向 クロックドメイン 説明
rx_avs_ready 1 入力 rx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、ユーザーロジックによるデータ受信準備ができていることを示します。

rx_avs_data

  • 64*N (1Gbから <29Gb)
  • (64*N)*2 (29Gbから <58Gb)
  • (64*N)*4 (≥59Gb)
出力 rx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

RXデータです。
rx_avs_channel 8 出力 rx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

現在のサイクルで受信しているデータのチャネル番号です。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

rx_avs_valid 1 出力 rx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、RXデータ信号が有効であることを示します。

rx_avs_startofpacket 1 出力 rx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、RXデータパケットの開始を示します。

パケットごとに1クロックサイクル間のみアサートします。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

rx_avs_endofpacket 1 出力 rx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

アサートされると、RXデータパケットの終了を示します。

パケットごとに1クロックサイクル間のみアサートします。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

rx_avs_empty 5 出力 rx_core_clkout

Avalon® ストリーミング信号です。

RXデータの最後のバースト内の無効なワードの数を示します。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

rx_num_valid_bytes_eob 4 出力 rx_core_clkout

最後のバーストの最終ワードの有効なバイト数を示します。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

rx_is_usr_cmd 1 出力 rx_core_clkout

アサートされると、この信号はユーザー定義情報のサイクルを開始します。

この信号を、tx_startofpacket のアサートと同じクロックサイクルでアサートします。

この信号は、Basicモードでは使用できません。

rx_link_up 1 出力 rx_core_clkout

アサートされると、RXデータリンクによるデータ受信準備ができていることを示します。

rx_link_reinit 1 入力 rx_core_clkout

アサートされると、この信号はレーンの再アライメントを開始します。

Enable Auto Alignmentをディスエーブルする場合は、この信号を1クロックサイクル間アサートして、MACをトリガーし、レーンを再アライメントさせます。Enable Auto Alignmentが設定されている場合、MACでは、レーンを自動的に再アライメントします。

この信号は、Enable Auto Alignmentが設定されている場合はアサートしないでください。

rx_error
  • (N*2)+2 (1Gbから <29 Gb)
  • (N*2*2)+2 (29Gbから <58Gb)
  • (N*2*4)+2 (≥58Gb)
出力 rx_core_clkout

アサートされると、RXデータパスでエラー状態が発生したことを示します。

  • [(N*2+2):N+3] = 特定のレーンのPCSエラーを示します。
  • [N+2] = アライメント・エラーを示します。このビットがアサートされている場合は、レーン・アライメントを再初期化します。
  • [N+1] = ユーザーロジックの準備ができていない場合に、データがユーザーロジックに転送されることを示します。
  • [N] = アライメントが失われたことを示します。
  • [(N-1):0] = データにCRCエラーが含まれていることを示します。