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1. F-tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPユーザーガイドについて
2. F-tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPの概要
3. はじめに
4. 機能の説明
5. パラメーター
6. F-tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPのインターフェイス信号
7. F-tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPを使用したデザイン
8. F-tile Serial Lite IVユーザーガイド・アーカイブ
9. F-tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPユーザーガイドの改訂履歴
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4.2.4. RXデスキュー
RXデスキューブロックでは、各レーンのアライメント・マーカーを検出し、データを再アライメントした後に、そのデータをRX CW削除ブロックに送信します。
アライメント・エラーが発生した場合に、IPコアによって各レーンのデータを自動アライメントできるように選択できます。これを行うには、Enable Auto AlignmentパラメーターをIPパラメーター・エディターで設定します。自動アライメント機能をディスエーブルすると、IPコアは rx_error 信号をアサートしてアライメント・エラーを示します。レーン・アライメント・エラーが発生した場合は、rx_link_reinit をアサートして、レーン・アライメント・プロセスを開始してください。
RXデスキューでは、ステートマシンに基づいてアライメント・マーカーを検出します。次の図に示すのは、RXデスキューブロックのステートです。
図 18. RXデスキューのレーン・アライメント・ステートマシンのフローチャート (自動アライメントがイネーブルになっている場合)
図 19. RXデスキューのレーン・アライメント・ステートマシンのフローチャート (自動アライメントがディスエーブルになっている場合)
- アライメント・プロセスはIDLEステートで始まります。すべてのPCSレーンの準備が整い、rx_link_reinit がデアサートされると、ブロックはWAITステートに移行します。
- WAITステートの場合、ブロックでは、検出されたすべてのマーカーが同じサイクル内でアサートされていることを確認します。この条件が真の場合、ブロックはALIGNEDステートに移行します。
- ブロックがALIGNEDステートの場合、レーンが調整済みであることを示します。このステートでは、ブロックはレーン・アライメントを監視し続け、すべてのマーカーが同じサイクル内に存在するかどうかを確認します。同じサイクルにマーカーが1つも存在せず、Enable Auto Alignmentパラメーターが設定されている場合、ブロックはIDLEステートになり、アライメント・プロセスを再初期化します。Enable Auto Alignmentが設定されておらず、同じサイクルにマーカーが1つも存在しない場合、ブロックはERRORステートになり、ユーザーロジックにより rx_link_reinit 信号がアサートされてレーン・アライメント・プロセスが開始するのを待ちます。
図 20. Enable Auto Alignmentがイネーブルになっているレーンの再アライメント
図 21. Enable Auto Alignmentがディスエーブルになっているレーンの再アライメント