インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
Public
ドキュメント目次

5.6.5.1.2. シンクロナイザー

シンクロナイザは、DPAブロックによって選択される最適なクロックであるDPA_diffioclkとI/O PLLによって生成されるLVDS_diffioclkの位相差を補正する1ビット幅、6ビット深のFIFOバッファーです。なお、シンクロナイザは、データとレシーバーの入力基準クロック間の位相差のみを補正することができ、周波数差は補正することができません。

オプションのポートである rx_fifo_reset を使用すると、内部ロジックによるシンクロナイザーのリセットが使用可能になります。シンクロナイザーは、DPAが受信データに最初にロックすると、自動的にリセットされます。データチェッカーが受信したデータが破損していることを示す場合、rx_fifo_reset を使用してシンクロナイザーをリセットします。

注: シンクロナイザー回路は、非 DPA およびソフト CDR モードでバイパスされます。