インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
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ドキュメント目次

6.7.1.2. 遅延ロックループ

遅延ロックループ (DLL) は、チェーンの遅延が 1 クロックサイクルに等しくなるように、9 ビット遅延チェーンの遅延設定を検出します。

I/Oバンクは、中心に800 MHz~1.3 GHzの周波数範囲をサポートする 1 つの遅延ロックループ (DLL) がありますす。

DLL のリファレンス・クロックは同じI/Oバンク内の PLL の出力から得られます。DLL はリファレンス・クロックを 8 分周し、launchmeasureの 2 つのクロック・パルスを作成します。 launchmeasureの間の位相差は、リファレンス・クロック・サイクル 1 つです。クロックパルスlaunchは、遅延チェーンで制御される遅延設定を介して配線されます。遅延launchは、次にmeasureと比較されます。

DLL 遅延チェーンの設定は9 ビット・カウンターからで、遅延launchmeasureが同位相で整列されるまで、遅延時間を変更するために上下に移動します。DLL がロックされると、遅延チェーンを通る遅延は 1 つのリファレンス・クロック・サイクルに等しくなり、遅延設定は DQS 遅延ブロックに送信されます。