インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
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ドキュメント目次

7.5.2. セキュリティー・モード

表 81.   インテル® Cyclone® 10 GXデバイスで可能なセキュリティー・モード
注: これらの指示や各モードでのヒューズの投入方法について詳しくは、Intelのテクニカルサポートにお問い合わせください。また、Qcrypt ツールを使用してこれらのデザイン・セキュリティー・モードのすべてを有効にすることもできます。Qcrypt ツールは、ワンタイム・プログラミングの制限があるヒューズの投入と比べて、一時的解決策を提供します。
セキュリティー・モード JTAG 命令 セキュリティー機能
JTAG Secure23 EXT_JTAG_SECURE 必須の IEEE Std. 1149.1 BST JTAG 命令のみ可能です。を参照してください。
Tamper Protection OTP_VOLKEY_SECURE インテル® Cyclone® 10 GXデバイス内にロードされる正しいキーで暗号化されたコンフィグレーション・ファイルのみ可能です。暗号化されていないキーまたは不正暗号化キーを使用すると、コンフィグレーション・エラーが発生します。
JTAG Bypass EXTERNAL_JTAG_BYPASS 外部 JTAG ピンまたは HPS JTAG からのすべての直接制御を無効にします。JTAG Secure モードと比較すると、JTAG Bypass モードでのデバイスは、内部 JTAG コアを介して外部 JTAG ピンまたは HPS JTAG インターフェイスにアクセスすることができます。
Key Related Instruction Disable KEY_EXT_JTAG_DISABLE 外部 JTAG ピンから発行された AES キーに関連するすべての JTAG 命令を無効にします。
Volatile Key Lock VOLKEY_LOCK ゼロ設定または再プログラムされた揮発性キーをロックします。ただし、KEY_CLR_VREG命令を使用して揮発性キーを消去できます。VOLKEY_LOCK命令は、揮発性キーがデバイスにプログラムされた後にのみ発行することができます。
Volatile Key Disable VOLKEY_DISABLE すべての将来の揮発性キーのプログラミングを無効にします。プログラムされた既存の揮発性キーがデバイスに存在する場合、コンフィグレーション・ファイルの復号化には使用されません。
Non-Volatile Key Disable OTP_DISABLE すべての将来の不揮発性キーのプログラミングを無効にします。プログラムされた既存の非揮発性のキーがデバイスに存在する場合、コンフィグレーション・ファイルの復号化には使用されません。
Test Disable Mode TEST_DISABLE すべてのテストモードおよびテストに関連する JTAG 命令を無効にします。lこのプロセスは不可逆的であり、Intelが不良分析を実行することを妨げます。
23 Arria 10 デバイス で JTAG Secure モードを有効にするか、または Test Disable モードでテストモードを無効にする、および JTAG インターフェイスを介してプログラミングを無効にします。このプロセスは不可逆的であり、Intelが不良分析を実行するのを妨げます。