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Ixiasoft
1.4.1. .sofファイルの.pofへの変換
異なる圧縮機能を備えたプログラミング・ファイルを生成するには、.sof ファイルを .pof に変換する必要があります。
.sofファイルを.pofに変換するには、次の手順に従います。
- Fileメニューで、Convert Programming Filesをクリックします。
- Programming file typeでProgrammer Object File (.pof) を指定して、ファイル名を設定します。
- Configuration deviceで、正しい集積度でCFIまたはNANDフラッシュ・メモリー・デバイスを選択します。例えば、CFI_32Mbであれば、32メガビット (Mb) の容量を持つCFIデバイスを選択します。(CFIの選択はQuad SPIフラッシュにも適用可能です)
注: Parallel Flash Loader IP Parameter Editorで正しいターゲット・フラッシュ・デバイスを選択する必要があります。PFL IPコアでQuad SPIフラッシュを使用している場合は、Convert Programming Filesでコンフィグレーション・デバイスとしてCFIフラッシュ・メモリー・デバイスのみを選択する必要があります。Configuration deviceでは、EPCQなどのQuad SPIオプションは適用不可です。EPCQはActive Serial Modeを提供します。Passive ModeをサポートするPFL IPコアとは互換性がありません。
- コンフィグレーション・データを追加するには、Input files to convertでSOF Dataを選択します。
- Add Fileをクリックして、追加する .sof ファイルを選択します。
FPGAのチェーンをコンフィグレーションする場合には、同じページに1つ以上の .sof を配置できます。.sof ファイルの順序は、チェーン内のデバイスの順序に従う必要があります。他の .sof ファイルからのデータを異なるページに格納する場合は、Add SOF pageをクリックします。新しいページに .sof ファイルを追加します。
- SOF Dataを選択してPropertiesをクリックし、page numberおよびnameを設定します。Address mode for selected pagesでAutoを選択して、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアにそのページの開始アドレスを自動的に設定させるようにします。Blockを選択して開始アドレスと終了アドレスを指定するか、またはStartを選択して開始アドレスのみを指定します。
- OKをクリックします。
- フラッシュ・メモリー・デバイスには、Hexadecimal (インテルフォーマット) File (.hex) も格納できます。
- Convert Programming FilesウィンドウのInput files to convertサブウィンドウで、Add Hex Dataを選択します。
- Add Hex Dataのダイアログボックスで、絶対または相対アドレッシング・モードを選択します。
- 絶対アドレッシング・モードを選択した場合、.hex のデータは .hex に記載されているものと正確に同じアドレス位置でフラッシュ・メモリー・デバイスにプログラミングされます。
- 相対アドレッシング・モードを選択した場合、開始アドレスを指定します。
.hexのデータは、特定の開始アドレスでフラッシュ・メモリー・デバイスにプログラミングされ、両アドレスの違いは保たれます。アドレスを指定しない場合、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアによりアドレスが選択されます。注: フラッシュ・メモリー・デバイス .pof の作成時に、データが保存された .hex を選択することにより、.pof に他のコンフィグレーションしていないデータを追加することもできます。 - Optionsをクリックして、オプションビットを格納する開始アドレスを指定します。この開始アドレスは、PFL IPコアの作成時に指定したアドレスと同じである必要があります。オプション・ビット・セクターがコンフィグレーション・データ・ページとオーバーラップしないこと、および開始アドレスが8Kバイト境界にあることを確認してください。
- NANDフラッシュ・メモリー・デバイスを使用している場合は、予約ブロックの開始アドレスおよび開始アドレス (オプションビットを含む) を128Kバイト境界内で指定します。アドレスを指定するには、File/Data領域列でNAND flash Reserved Blockを選択し、Propertiesをクリックします。
- 標準または拡張ビットストリーム圧縮機能、もしくはその両方を使用してプログラミング・ファイルを生成するには、次のいずれかの手順を実行します。
- 標準ビットストリーム圧縮機能
- SOF Dataで .sof を選択します。
- Propertiesをクリックし、Compressionオプションをオンにします。
- OKをクリックします。
- 拡張ビットストリーム圧縮機能
- Optionsダイアログボックスで、Enable enhanced bitstream-compression when availableオプションをオンにします。
- OKをクリックします。
- 二重圧縮手法
- 上記にある、標準ビットストリーム圧縮および拡張ビットストリーム圧縮機能の手順をすべて実行します。
注: PFL IPコアの圧縮機能の詳細については、「拡張ビットストリーム圧縮および解凍の使用」を参照してください。 - 標準ビットストリーム圧縮機能
- 暗号化データを使用してプログラミング・ファイルを生成するには、SOF Dataで .sof を選択し、Propertiesをクリックします。Generate encrypted bitstreamチェックボックスをオンにします。
- OKをクリックして、.pof を作成します。