インテルのみ表示可能 — Ixiasoft
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1.3.5.1.1. トランシーバーのフェーズ・ロック・ループ (PLL)
インテルStratix 10デバイスの各トランシーバー・チャネルは、以下の3種類の高性能PLLに直接アクセスすることができます。
- Advanced Transmit (ATX) PLL
- フラクショナルPLL (fPLL)
- チャネルPLL / クロック・マルチプライヤー・ユニット (CMU) PLL
これらのトランシーバーPLLは、MasterまたはLocal Clock Generation Block (CGB) とともにトランシーバー・チャネルを駆動します。
Advanced Transmit (ATX) PLL
フラクショナルPLL (fPLL)
フラクショナルPLL (fPLL) は、低データレートのアプリケーション向けに低いクロック周波数を生成するために使用される、もうひとつのトランスミッターPLLです。fPLLは整数周波数合成および周波数分解能の高いフラクショナル周波数合成の両方をサポートしています。ATX PLLとは異なり、fPLLはFPGAファブリックのクロック・ネットワークを介してコアを駆動できる周波数の合成に使用することができます。
チャネルPLL (CMU/CDR PLL)
チャネルPLLは各トランシーバー・チャネル内に位置します。チャネルの主な機能は、PLLをクロック・データ・リカバリー (CDR) モードで使用する場合のトランシーバー・チャネルでのクロックおよびデータのリカバリーです。クロック・マルチプライヤー・ユニット (CMU) モードでコンフィグレーションされている場合、チャネル1および4のチャネルPLLをトランスミッターPLLとして使用できます。CMUモードでは、チャネル0、2、3、および5のチャネルPLLをコンフィグレーションできません。したがって、これらをトランスミッターPLLとして使用することはできません。Channel PLL/CMUとして使用する場合、レシーバーチャネルは使用できません。