インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

5.3.2.6.2. バイト・デシリアライザーDeserialize x2モード

Deserialize x2モードはPCIe Gen1またはGen2プロトコル実装などの高速アプリケーションで使用され、そこではFPGAファブリックはRX PCSほど速く動作することはできません。

Deserialize x2モードでは、バイト・デシリアライザーは8ビット、10ビット (8B/10Bエンコーダーがイネーブルされていない場合)、16ビットおよび20ビット (8B/10Bエンコーダーがイネーブルされていない場合) の入力データをそれぞれ16ビット、20ビット、32 ビット、および40ビットのデータにデシリアライズします。ワードアライナーからのパラレルデータ幅が倍になると、クロックレートは半分になります。

注: レシーバーPCSロジックがリセットから抜け出すタイミングに応じて、バイト・デシリアライザーの出力でのバイト・オーダリングは、送信データの元のバイト・オーダリングと一致する場合と一致しない場合があります。バイト・デシリアライゼーションに起因するバイトのミスアライメントは、リセットが終了したときにバイト・デシリアライザーが受信しているバイトに依存するため、予測できません。 FPGAファブリックでバイト・オーダリング・ロジックを実装して、送信データの順序を保持します。