インテルのみ表示可能 — GUID: kjn1484177759459
Ixiasoft
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6.8. Native PHY IPまたはPLL IPコア・ガイド・リコンフィグレーション・フロー
コンフィグレーション・ファイルには、対応するコンフィグレーションのアドレスおよびビット値が含まれます。ベースとなるコンフィグレーション・ファイルおよびモディファイド・コンフィグレーション・ファイルの相違点を比較します。2つのファイル間に見られる相違点は、あるコンフィグレーションから別のコンフィグレーションへ切り替えるには、変更しなければならないアドレスおよびビット値が存在することを表しています。モディファイド・コンフィグレーションを入手するには、ベース・コンフィグレーションとは異なるビット値に対してRead-Modify-Writeを実行します。
IP Guided Reconfiguration Flowを使用して、ダイナミック・リコンフィグレーションを実行する場合、
- PMAチャネル関連レジスターの場合、チャネル・リコンフィグレーションの手順1から6までの必要な手順を実行し、PLL関連レジスターの場合は、ダイナミック・リコンフィグレーション実行の手順の下のPLLリコンフィグレーションの手順1から9を実行します。
- ベース・コンフィグレーションとは異なるアドレスおよびビット値すべてにRead-Modify-Writeを実行します。
新しいコンフィグレーションを入手するために変更が必要となるビット値は、Standard PCS、Enhanced PCS、およびPCS Directデータパス間での切り替えといったような複数のアドレスにおよぶことがあります。ベース・コンフィグレーションおよびモディファイド・コンフィグレーションで値をマニュアルで比較し、モディファイド・コンフィグレーションでさまざまな値をストリームするロジックを構築することは困難な作業となります。そのような場合、ネイティブPHY/トランスミッターPLL IPコアのMultiple Profiles機能を使用すれば、メモリーにパラメーター設定 (MIFコンフィグレーション・ファイル) を格納することが可能です。コンフィグレーションの内容が保存されているので、メモリーからその内容を読み出し、ターゲットとするリコンフィグレーションのチャネルへ書き込むことができるようになります。オプションで、ネイティブPHY/トランスミッターPLL IPコアのEmbedded Reconfiguration Streamer機能を使用することも可能です。この機能には、それぞれのプロファイル情報を格納するロジックおよびストリーミングを実行するためのロジックが含まれています。Embedded Reconfiguration Streamerを使用すると、Read-Modify-Write動作の回数を減らして、モディファイド・コンフィグレーションを取得できます。
Embedded Reconfiguration Streamerを使用して、ダイナミック・リコンフィグレーションを実行する場合、
- ダイナミック・リコンフィグレーションの実行手順の手順1から13の必要な手順を実行します。
- 適切なビットを使用して、ストリーマー・コントロール・レジスターに対してRead-Modify-Writeを実行します。
- ストリーマー・ステータス・レジスター・ビットを一定周期でポーリングします。ステータス・レジスター・ビットは、リコンフィグレーションがいつ完了したかを示します。