インテル® Stratix® 10 LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683621
日付 3/03/2020
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ドキュメント目次

5.2.3. RX KR FECブロック

KR FECブロック同期

KR FECブロック同期を使用して正しく受信したFECブロックにロックすることによって、RX KR FECのFECブロック描画を取得することができます。

注: KR FECブロック同期は、10GBASE-KRプロトコルを実装するために使用することができます。

KR FECデスクランブラー

KR FECデスクランブラー・ブロックは受信データをデスクランブルし、x58 + x39 +1多項式を使用してスクランブルされていないデータを再生成します。KR FEC同期ブロック内のブロック境界が検出される前、デスクランブラーの入力におけるデータはKR FECデコーダーに直接送信されます。境界が検出されると、KR FEC同期ブロックからのアライメントされたワードはPsuedo Noise (PN) シーケンスでデスクランブルされ、KR FECデコーダーに送信されます。

KR FECデコーダー

KR FECデコーダーブロックは、エラーで受信した32個の65ビットブロックを分析することによってFEC (2112、2080) デコーディング機能を実行します。また、各FECブロックにつき11ビット以下のバーストエラーを訂正することができます。

KR FEC RXギアボックス

KR FEC RXギアボックス・ブロックは、PMAデータ幅をPCSチャネルの大きいバス幅に適応させます。これは64:65の比率をサポートします。

トランスコード・デコーダー

トランスコード・デコーダー・ブロックは64B/66Bの同期ヘッダーを再生成することによって、65ビットから64B/66Bへの再生機能を実行します。