インテル® アクセラレーション・スタック (インテル® Xeon® CPU&FPGA対応) コア・キャッシュ・インターフェイス (CCI-P) リファレンス・マニュアル

ID 683193
日付 11/04/2019
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ドキュメント目次

1.3.2.1. メインメモリーからの読み出し

AFUは、pck_af2cp_sTx.c0を使用し、CCI-P Channel 0 (C0) を介してメモリー読み出しリクエストを送信します。また、pck_cp2af_sRx.c0を使用し、C0を介して応答を受信します。

c0_ReqMemHdr構造は、フラット・ビットベクトルから読み出しリクエストフィールドまでの便利なマッピングを提供します。AFUpck_af2cp_sTx.c0.valid信号をアサートし、メモリー読み出しリクエストをhdrで駆動します。req_typeはキャッシュヒントを指定します。RDLINE_Iはキャッシュしないことを指定し、RDLINE_Sは共有状態でキャッシュすることを指定します。mdataフィールドはユーザー定義のリクエストIDであり、応答とともに変更されずに返されます。

c0_RspMemHdr構造は、フラット・ビットベクトルから応答フィールドまでの便利なマッピングを提供します。FIUpck_cp2af_sRx.c0.resp_valid信号をアサートし、読み出し応答とデータをhdrおよびdataでそれぞれ駆動します。resp_typeはデコードされ、応答タイプを識別します (メモリー読み出しまたはUmsg)。読み出し応答順序は保証されていないため、mdataフィールドを定義し、リクエストで送信された値と同じ値が返されるようにする必要があります。

例えば、AFUmdataを使用し、AFU内部のリクエストおよび応答をルーティングできます。すなわち、情報は次にトリガーされる動作で運ばれます。