インテル® アクセラレーション・スタック (インテル® Xeon® CPU&FPGA対応) コア・キャッシュ・インターフェイス (CCI-P) リファレンス・マニュアル

ID 683193
日付 11/04/2019
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ドキュメント目次

1.3.11. そのほかの制御信号

特に明記されない限り、信号はすべてアクティブHighです。

表 29.  クロックとリセット
信号 幅 (ビット) 方向 説明
pck_cp2af_softReset 1 入力

アクティブHIGHの同期ソフトリセット。

1に設定された場合、AFUはすべてのロジックをリセットする必要があります。最小リセットパルス幅は256 pClkサイクルです。未処理のCCI-Pリクエストはすべて、ソフトリセットをディアサートする前にフラッシュされます。

ソフトリセットはFIUをリセットしません。

pClk 1 入力

一次インターフェイス・クロック。CCI-Pインターフェイス信号はすべて、このクロックに同期しています。

pClkDiv2 1 入力 pClkに同期し位相しています。 0.5xのpClkクロック周波数です。
pClkDiv4 1 入力 pClkに同期し位相しています。0.25xのpClkクロック周波数です。
uClk_usr 1 入力

ユーザー定義のクロックは、pClkと同期していません。

AFUCCI-Pインターフェイスを駆動する前に、この信号をpClkドメインに同期する必要があります。

AFUのロード・ユーティリティーは、pck_cp2af_softResetをディアサートする前にユーザー定義のクロック周波数をプログラムします。

uClk_usrDiv2 1 入力 uClk_usrと同期し、0.5xの周波数です。
注: 周波数は、uClk_usrと同期しない値に設定することが可能です。
pck_cp2af_pwrState 2 入力

現在のAFUの消費電力状態に対するリクエストを示します。これに対応し、AFUは消費電力の削減を試みる必要があります。十分な消費電力の削減が達成されない場合、AFUがリセットになる場合があります。

2’h0 – AP0 - 通常の動作モード

2’h1 – AP1 - 50%の消費電力削減リクエスト

2’h2 – 予約済み

2’h3 – AP2 - 90%の消費電力削減リクエスト

pck_cp2af_pwrStateがAP1に設定されると、FIUは50%のスループットの削減を実現するためにメモリー・リクエスト・パスの抑制を開始します。AFUもまた、FPGA内部メモリーリソースおよび計算エンジンへのアクセスを抑制することで、電力使用率を50%まで低減することが期待されます。同様に、AP2に移行すると、FIUはメモリー・リクエスト・パスを抑制し、通常状態に対して90%のスループットを削減します。AFUもまた、電力使用率を90%まで低減することが期待されます。

pck_cp2af_error 1 入力

CCI-Pプロトコルエラーが検出され、PORT Errorレジスターに記録されています。このレジスターは、AFUに対して可視化されています。

これは、信号タップのトリガー条件として使用できます。

このようなエラーが検出されると、CCI-Pインターフェイスは新しいリクエストの受け入れを停止し、AlmFullを1に設定します。

CCI-Pプロトコルエラーが発生した際は、AFUがまだアクティブな (リセット状態になっていない) 場合でも、未処理のトランザクションが完了すると考えないでください。