インテル® アクセラレーション・スタック (インテル® Xeon® CPU&FPGA対応) コア・キャッシュ・インターフェイス (CCI-P) リファレンス・マニュアル

ID 683193
日付 11/04/2019
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ドキュメント目次

1.3.6. CCI-P Tx信号

図 9.  ccip_if_pkg.sv内のTxインターフェイス構造

Txチャネルは3つあります。

C0およびC1 Txチャネルは、メモリーリクエストに使用されます。C0およびC1 Txチャネルはどちらも、独立したフロー制御を備えます。C0 Txチャネルはメモリー読み出しリクエストに使用され、C1 Txチャネルはメモリー書き込みリクエストに使用されます。

C2 Txチャネルは、MMIO読み出し応答をFIUに返すために使用されます。CCI-PポートはC2で応答を受け入れることを保証しているため、フロー制御はありません。

図 10.  ccip_if_pkg.sv内のTxチャネル構造

各TxチャネルにはValid信号があり、構造内の対応するヘッダーおよびデータ信号を分類します。

次の表に、CCI-P Txインターフェイスを構成する信号を示します。

表 9.  Txチャネルの説明 (チャネル0)
信号 幅 (ビット) 方向 説明
pck_af2cp_sTx.c0.hdr 74 出力 チャネル0のリクエストヘッダーです。表 18 を参照ください。
pck_af2cp_sTx.c0.valid 1 出力 1に設定されている場合、チャネル0のリクエストヘッダーが有効であることを示します。
pck_cp2af_sRx.c0TxAlmFull 1 入力

1に設定されている場合、Txチャネル0はフルに近い状態です。この信号が設定されると、8つまでのリクエストの送信がAFUに許可されます。

0に設定されている場合、AFUはリクエストの送信をすぐに開始することができます。

表 10.  Txチャネルの説明 (チャネル1)
信号 方向 説明
pck_af2cp_sTx.c1.hdr 80 出力 チャネル1のリクエストヘッダーです。表 12 を参照ください。
pck_af2cp_sTx.c1.data 512 出力 チャネル1のデータです。
pck_af2cp_sTx.c1.valid 1 出力 1に設定されている場合、チャネル1のリクエストヘッダーおよびデータが有効であることを示します。
pck_cp2af_sRx.c1TxAlmFull 1 入力

1に設定されている場合、Txチャネル1はフルに近い状態です。この信号が設定されると、8つまでのリクエストまたはデータの送信がAFUに許可されます。

0に設定されている場合、AFUはリクエストの送信をすぐに開始することができます。

表 11.  Txチャネルの説明 (チャネル2)
信号 幅 (ビット) 方向 説明
pck_af2cp_sTx.c2.hdr 9 出力 チャネル2の応答ヘッダーです。表 12 を参照ください。
pck_af2cp_sTx.c2.mmioRdValid 1 出力 1に設定されている場合、チャネル2の応答ヘッダーおよびデータが有効であることを示します。
pck_af2cp_sTx.c2.data 64 出力

チャネル2のデータで、AFUFIUに返すMMIO読み出しデータです。

4バイトの読み出しの場合、データはビット [31:0] で駆動する必要があります。

8バイトの読み出しの場合、AFUは8バイトのデータ応答を1つ駆動しなければなりません。応答を4バイトの応答2つに分割することはできません。