インテル® Agilex™ FシリーズおよびIシリーズ汎用I/Oユーザーガイド

ID 683780
日付 3/28/2022
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ドキュメント目次

2.4.1.1.2. RT OCT

キャリブレーションありのRT OCTは、入力ピンと双方向ピンでのみ使用可能です。出力ピンは、キャリブレーションありのRT OCTをサポートしていません。
  • RT OCTキャリブレーション回路は、I/Oバッファーの合計インピーダンスをRZQピンに接続された外部抵抗と比較します。
  • キャリブレーション中の回路は、I/Oバッファーのインピーダンスを継続的に変更します。これは、値がリファレンス抵抗に対する所定の比率であるターゲット・インピーダンスに達するまで行われます。
  • キャリブレーションは、デバイス・コンフィグレーションの最後に行われます。キャリブレーション回路が正しいインピーダンスを検出すると、回路の電源がオフになり、ドライバーの特性の変更が停止します。
  • ユーザーモード中に再キャリブレーションをトリガーできます。
表 11.  キャリブレーションありのRT OCTの選択可能なI/O規格この表では、さまざまなI/O規格でキャリブレーションされたOCTの出力終端設定について示しています。
I/O規格 キャリブレーションありのRT OCT (Ω)
SSTL-12 50、60
POD12 50、60
HSTL-12 50、60
差動SSTL-12 50、60
差動POD12 50、60
差動HSTL-12 50、60