インテル® Agilex™ FシリーズおよびIシリーズ汎用I/Oユーザーガイド

ID 683780
日付 3/28/2022
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

2.2. GPIO機能

GPIOインターフェイス内のI/Oバンクは、差動およびシングルエンドI/O規格をサポートします。GPIOバンクには、LVDS、RSDS、Mini-LVDS、およびLVPECL I/O規格と互換性のあるTrue Differential Signaling I/O規格を使用した、真の差動I/Oバッファーペアがあります。1つの真の差動バッファーペアが、真の差動チャネルを形成します。

差動I/O

  • SERDESを使用する場合、真の差動バッファーの半分は専用のトランスミッター・チャネルをサポートし、残りの半分は専用の真のレシーバーチャネルをサポートします。専用のレシーバーとトランスミッター・チャネルの位置については、デバイスのピンアウトファイルを参照してください。
  • SERDESを使用しない場合は、真の差動バッファーをトランスミッター・チャネルまたはレシーバーチャネルとして設定できます。各I/Oレーンは、最大6つのトランスミッター・チャネルと3つのレシーバーチャネルをサポートします。
  • 差動電圧リファレンス形式の出力ピンは、真の差動出力ピンではありません。差動電圧リファレンス形式のI/O規格は、出力ピンの1つが反転している2つのシングルエンド出力ピンを使用します。

I/Oバッファーの電源ピン

VCCIO_PIO ピンと VCCPT ピンは、GPIOインターフェイス内のI/OバンクにあるI/Oバッファーに電力供給します。

I/Oバッファー機能

  • シングルエンド非電圧リファレンス形式および電圧リファレンス形式のI/O規格
  • 差動電圧リファレンス形式のI/O規格
  • 真の差動トランスミッターとレシーバー
  • シリアライザー/デシリアライザー (SERDES)
  • プログラマブル・スルーレート
  • プログラマブル・バスホールド
  • プログラマブル・ウィーク・プルアップ抵抗
  • 真の差動出力バッファー用のプログラマブル差動出力電圧 (VOD)
  • プログラマブル・オープンドレイン出力
  • キャリブレーションあり、およびキャリブレーションなしのオンチップ直列終端 (RS OCT)
  • オンチップパラレル終端 (RT OCT)
  • オンチップ差動終端 (RD OCT)
  • ダイナミック・オンチップ・パラレル終端
  • DDR4キャリブレーション付きの内部生成されたVREF
  • 真の差動出力バッファー用のプログラマブル・プリエンファシス
  • 電圧リファレンス形式のI/O規格用のプログラマブル・ディエンファシス