インテル® Agilex™ FシリーズおよびIシリーズ汎用I/Oユーザーガイド

ID 683780
日付 3/28/2022
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

2.1. GPIOバンクの概要

GPIOバンクには、上部サブバンクと下部サブバンクが含まれています。
  • 上部サブバンク - ダイの端にあります。ピン・インデックス番号は 48 から 95 です。
  • 下部サブバンク - FPGAコアの近くにあります。ピン・インデックス番号は 0 から 47 です。

各サブバンクには、4つのI/Oレーンが含まれています。各I/Oレーンには12個のI/Oピンがあります。その結果、各サブバンクには合計48個のシングルエンドI/Oピンまたは24個の真の差動I/Oペアが存在します。

SERDESを使用する場合、各I/Oレーンは次のSERDESおよびダイナミック・フェーズ・アラインメント (DPA) チャネルをサポートします。

  • 3つの専用差動レシーバー入力バッファーペア
  • 3つの専用差動トランスミッター出力バッファーペア

SERDESを使用しない場合は、それぞれの真の差動バッファーをレシーバーまたはトランスミッターとしてコンフィグレーションできます。

  • I/Oレーン内に最大3つの差動レシーバーペア
  • I/Oレーン内に最大6つの差動トランスミッター・ペア

さらに、各サブバンクには、次のような専用回路も含まれています。

  • I/O PLL
  • ハード・メモリー・コントローラー
  • オンチップ終端 (OCT) キャリブレーション・ブロック

GPIOバンクの総数は、デバイスパッケージによって異なります。一部のGPIOバンクは、SDMおよびHPS機能ブロックと共有されます。各デバイスパッケージで使用可能なI/Oバンクについては、デバイスのピンアウトファイルを参照してください。