インテル® Agilex™ FシリーズおよびIシリーズ汎用I/Oユーザーガイド

ID 683780
日付 3/28/2022
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ドキュメント目次

6.1.5.1.2. 出力および出力イネーブルパス

出力遅延エレメントは、出力バッファーを介してパッドにデータを送信します。

各出力パスには、フルレートとハーフレートの2つのDDIOステージが含まれています。

図 36. シングルエンドGPIO出力パスの簡略図


図 37. ハーフレート変換を使用したDDIOモードの出力パス波形
図 38. 出力イネーブルパスの簡略図


出力パスと出力イネーブル (OE) パスの違いは、OEパスにはフルレートDDIOが含まれていないことです。OEパスでパッキングされたレジスターの実装をサポートするために、シンプルレジスターはフルレートDDIOとして動作します。同じ理由で、1つのハーフレートDDIOしか存在しません。

OEパスは、次の3つの基本モードで動作します。

  • バイパス - コアはすべてのDDIOをバイパスして、データを遅延エレメントに直接送信します。
  • パッキングされたレジスター - ハーフレートDDIOをバイパスします。
  • ハーフレートでのSDR出力 - ハーフレートDDIOは、データをフルレートからハーフレートに変換します。
注: GPIO IPは、双方向ピンのダイナミック・キャリブレーションをサポートしていません。