インテル® Agilex™ FシリーズおよびIシリーズ汎用I/Oユーザーガイド

ID 683780
日付 3/28/2022
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ドキュメント目次

2.4.1.2. OCTキャリブレーション・ブロック

GPIOバンクで使用可能な2つのOCTキャリブレーション・ブロックを使用して、OCTをキャリブレーションできます。

各OCTキャリブレーション・ブロックは、同じ行にのみ配置されているGPIOバンクのI/Oバッファーをキャリブレーションできます。例えば、バンク2AのOCTキャリブレーション・ブロックを使用して、バンク2A、2B、2C、および2DのI/Oバッファーをキャリブレーションできますが、バンク3A、3B、3C、および3DのI/Oバッファーはキャリブレーションできません。

各OCTキャリブレーション・ブロックは、POD12 I/O規格を除くすべてのI/O規格に対して2つのRS OCTおよび2つのRT OCT設定をキャリブレーションできます。POD12 I/O規格を使用する場合、各キャリブレーション・ブロックはPOD12 I/Oバッファー用に1つのRS OCTと1つのRT OCTをキャリブレーションでき、他のI/O規格用には1つのRS OCTと1つのRT OCTをキャリブレーションできます。

OCTキャリブレーション・プロセスでは、直列キャリブレーションおよび並列キャリブレーション終端に与えられたI/Oバンクの各キャリブレーション・ブロックで使用可能な RZQ ピンを使用します。

  • 各OCTキャリブレーション・ブロックには、RZQ ピンを介して関連付けられた外部240 Ωリファレンス抵抗があります。
  • 外部 240 Ω 抵抗を介して RZQ ピンを GND に接続します。
  • RZQ ピンは、ピンが配置されているI/Oバンクと同じVCCIO_PIO電源電圧を共有します。
  • RZQ ピンは、兼用I/Oピンであり、キャリブレーション回路を使用しない場合は汎用I/Oピンとして機能します。
  • OCTキャリブレーション・ブロックを使用できるのは、1.2 V VCCIO_PIOバンクのみです。