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7.4. U-Bootイメージ・ツール(mkimage)
プリローダ(Arria V/ Cyclone V向け)とブートローダ(Arria 10向け)は、next stageブート・イメージの始めにU-Bootイメージ・ヘッダを必要とします。シナリオの使用方法によっては、プリローダあるいはブートローダのいずれかによってロードされた他のアイテムは、U-Bootイメージ・ヘッダを必要とする場合があります。
mkimageユーティリティはSoC EDSに付属し、next stageブート・イメージをはじめとする他の必要なファイルにU-Bootイメージ・ヘッダを加える目的で使用することが可能です。
図 51. mkimageヘッダ
ヘッダは以下のアイテムで構成されます。
- Image magic number - イメージが有効なブート・イメージであるかを判断します
- Image data size - コピーされるイメージのレングスです
- Data load address - ブート・イメージのエントリ・ポイントです(ブート可能でないイメージのアイテムに対しては使用されません)
- Operating system - イメージの種類を決定します
- Image name - ブート・イメージの名称です
- Image CRC - ブート・イメージのチェックサム値です
図 52. mkimageのヘッダ・レイアウト