Altera SoCエンベデッド・デザイン・スイート(EDS)ユーザ・ガイド

ID 683187
日付 2/17/2016
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ドキュメント目次

7.4. U-Bootイメージ・ツール(mkimage)

プリローダ(Arria V/ Cyclone V向け)とブートローダ(Arria 10向け)は、next stageブート・イメージの始めにU-Bootイメージ・ヘッダを必要とします。シナリオの使用方法によっては、プリローダあるいはブートローダのいずれかによってロードされた他のアイテムは、U-Bootイメージ・ヘッダを必要とする場合があります。

mkimageユーティリティはSoC EDSに付属し、next stageブート・イメージをはじめとする他の必要なファイルにU-Bootイメージ・ヘッダを加える目的で使用することが可能です。

図 51. mkimageヘッダ

ヘッダは以下のアイテムで構成されます。

  • Image magic number - イメージが有効なブート・イメージであるかを判断します
  • Image data size - コピーされるイメージのレングスです
  • Data load address - ブート・イメージのエントリ・ポイントです(ブート可能でないイメージのアイテムに対しては使用されません)
  • Operating system - イメージの種類を決定します
  • Image name - ブート・イメージの名称です
  • Image CRC - ブート・イメージのチェックサム値です
図 52. mkimageのヘッダ・レイアウト