インテルのみ表示可能 — GUID: lro1436891690403
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7.2.2. BSPジェネレータのGUI
BSPジェネレータを使用するには、以下の手順でbsp -editorを実行する必要があります。
1. エンベデッド・コマンド・シェルを開きます
2. エンベデッド・コマンド・シェルでbsp -editorコマンドを実行し、BSPジェネレータのGUIを起動します。
3. 既存のBSPプロジェクトを開き、編集するには、File > Openの順でクリックし、既存の.bspファイルを展開します。
4. 新しくBSPプロジェクトを作成するには、File > New HPS BSPの順でクリックし、New BSPダイアログ・ボックスを開きます。New BSPダイアログ・ボックスには以下の設定とパラメータが含まれます。
- Preloader settings directory – ハードウェア・ハンドオフ・ファイルへのパスです。ジェネレータは、このパスの有効性を確認するためにハンドオフ・ファイルを検査します。
- Operating system – 以下の2つのオプションからSSBLのタイプを選択します
- U-Boot SPL Preloader (Cyclone V/Arria V HPS)
- U-Boot Bootloader (Arria 10 HPS)
- Version – 使用するSSBLのバージョンです。今回のリリースではデフォルトの1.0バージョンのみサポートされています。
- Use default locations – ハードウェア・ハンドオフ・フォルダからBSPの位置を得るため、デフォルトでチェックされています。
- BSP target directory – ジェネレータが生成した新しいBSPのデスティネーション・フォルダです。本資料では、< bsp directory>と記載されます。Arria V/ Cyclone Vのディレクトリ名はデフォルトで「spl_bsp」、Arria 10ブートローダは「uboot_bsp」となります。ディレクトリ名はUse default locationsにチェックがない場合、編集が可能です。
- BSP settings file name – BSP設定を含んでいる. bspファイルの位置とファイル名です。
- Additional .tcl scripting – デフォルトのBSP設定を上書きする.tclスクリプトの位置とファイル名です。
5. BSPはカスタマイズが可能です。.bspファイルを作成、展開した後BSP Editorダイアログ・ボックスのSettingsにアクセスします。SettingsはCommonとAdvanced設定に分かれており、複数の設定を選択すると、選択した設定へのコントロールがダイアログ・ボックスの右側に表示されます。
単一の設定を選択すると、設定の名称、説明、値が表示されます。これらの設定は、BSP Editorダイアログ・ボックスで編集可能です。
6. Generateをクリックし、BSPを生成します。
7. Exitをクリックし、BSPジェネレータGUIを終了します。