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7.3. Second Stage Bootloaderイメージ・ツール(mkpimage)
The Second Stage Bootloader(SSBL)イメージ・ツール(mkpimage)はArria VとCyclone VのプリローダおよびArria 10ブートローダのアルテラBootROMに互換性を持つイメージを作成します。また、このツールは以前に生成されたイメージのヘッダーをデコードすることも可能です。
mkpimageツールは、以下の内容を前提としています。
- 入力ファイルのフォーマットがロウ・バイナリである。Executable and Linking Format File (.elf)、Hexadecimal(Intelフォーマット)ファイル(.hex)、S-Recordファイル(. srec)のような他のファイルのフォーマットをバイナリ・フォーマットに変換するには、Mentor Graphics社のウェブサイトのGNU Compiler Collection(GCC)ツール・チェインで提供されているobjcopyユーティリティを使用する必要があります。
- 出力ファイルのフォーマットがロウ・バイナリである。
- ツールは必ずバイナリ・ファイルの始めに出力イメージを作成します。イメージを特定のベース・アドレスでプログラムする必要がある場合、フラッシュ・プログラミング・ツールにアドレス情報を提供する必要があります。
- 出力ファイルには、プリローダ・イメージあるいはブートローダ・イメージのみが含まれます。Linux、SRAM Object File(.sof)、およびユーザ・データは、フラッシュ・プログラミング・ツールもしくはターゲット・システムのU-bootで関連するユーティリティを使用して別にプログラムされます。
図 48. mkpimageツールの基本動作