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1.3. ハードウェア – ソフトウェアの開発フロー
アルテラのハードウェア-ソフトウェア間のハンドオフ・ユーティリティを使用することで、ハードウェア・チームとソフトウェア・チームが独立して開発を行い、それぞれに使い慣れたデザイン・フローに沿って作業を進めることが可能です。
図 1. アルテラのハードウェア-ソフトウェア間ハンドオフ
ハードウェア・プロジェクトがコンパイルされると、以下のハンドオフ・ファイルが作成されます。
- Handoffフォルダ – イネーブルされたペリフェラル、ピンMUXingやIOCSR設定、メモリ・パラメータなど、どのようにHPSコンポーネントがコンフィギュレーションされたかについての情報を含みます。
- .svdファイル – デバイスのFPGA部分に実装されたFPGA側のHPSレジスタおよびソフトIPレジスタについての説明を含みます。
- .sopcinfoファイル – 全システムについての説明を含みます。
Handoffフォルダは、Preloaderを作成するためにSecond Stage Bootloaderジェネレータによって使用されます。
Handoffフォルダについての詳細は、BSP Generation Flowの章を参照してください。
.svdファイルには、SoCのFPGA部分に位置するソフトIPコンポーネント用レジスタとHPSペリフェラル・レジスタのレジスタについての説明が含まれます。このファイルはARM DS-5 Debuggerによって使用され、ユーザによるこれらのレジスタの点検、編集が可能です。
SOPC Information(.sopcinfo)ファイルには全システムの情報が含まれ、Linuxカーネルによって使用されるデバイス・ツリーを作成するためにLinuxデバイス・ツリー・ジェネレータによって使用されます。
詳細については、「Linux Device Tree Generator」の章を参照してください。
注: ソフトIPレジスタの説明は、ソフトIPコアのすべてに対し生成されるわけではありません。