Altera SoCエンベデッド・デザイン・スイート(EDS)ユーザ・ガイド

ID 683187
日付 2/17/2016
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ドキュメント目次

7.3.1. mkpimageツールの動作

mkpimageツールはホスト・マシーン上で実行されます。ツールはヘッダーとCRCチェックサムを生成し、それらをSSBLプログラム・イメージと例外ベクタと共に挿入します。

一部のフラッシュ・メモリ・ツールでは、SSBLイメージの位置は特定のブロック・サイズに揃える必要があります。mkpimageツールは必要なパディング・データを生成します。

以前に生成されたSSBLイメージがある場合、mkpimageツールはオプションでヘッダ情報をデコードし、検証します。

前述したように、SSBLイメージはmkpimageツールへの出力です。コンパイラは、SSBL例外ベクタとプログラムの間に空白の領域を残します。mkpimageツールはこの空白部分をヘッダ情報で上書きし、全イメージのチェックサムを算出します。

必要であれば、mkpimageツールは出力イメージにパディング・データを追加します。

mkpimageツールは、1つ、あるいは4つの入力ファイルで動作可能です。4つの入力ファイルで動作する場合、各ファイルを別々に処理し、4つのイメージの結果を統合します。