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7.3.1. mkpimageツールの動作
mkpimageツールはホスト・マシーン上で実行されます。ツールはヘッダーとCRCチェックサムを生成し、それらをSSBLプログラム・イメージと例外ベクタと共に挿入します。
一部のフラッシュ・メモリ・ツールでは、SSBLイメージの位置は特定のブロック・サイズに揃える必要があります。mkpimageツールは必要なパディング・データを生成します。
以前に生成されたSSBLイメージがある場合、mkpimageツールはオプションでヘッダ情報をデコードし、検証します。
前述したように、SSBLイメージはmkpimageツールへの出力です。コンパイラは、SSBL例外ベクタとプログラムの間に空白の領域を残します。mkpimageツールはこの空白部分をヘッダ情報で上書きし、全イメージのチェックサムを算出します。
必要であれば、mkpimageツールは出力イメージにパディング・データを追加します。
mkpimageツールは、1つ、あるいは4つの入力ファイルで動作可能です。4つの入力ファイルで動作する場合、各ファイルを別々に処理し、4つのイメージの結果を統合します。