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Ixiasoft
7.2.5.1. Cyclone VおよびArria VのBSP設定
BSP設定 | タイプ | デフォルト値 | 説明 |
---|---|---|---|
spl.PRELOADER_TGZ | String |
"<SoC EDS installation directory>/host_tools/altera/preloader/uboot-socfpga.tar.gz" | この設定は、プリローダ・ソース・ファイルを含むアーカイブ・ファイルへのパスを指定します。 |
spl.CROSS_COMPILE | String |
"arm-altera-eabi-" | この設定は、使用するクロス・コンパイル・ツール・チェインを指定します。 |
spl.boot.BOOT_FROM_QSPI | Boolean |
False |
後続のブート・イメージへのソースを選択します。一度にアクティブにできるソースは1つだけであることに注意してください。bsp-create-settingsあるいはbsp-update-settingsを使用している場合、別のブート・オプションをオンにするには、現在オンであるブート・オプションをオフにする必要があります。 |
spl.boot.BOOT_FROM_SDMMC | Boolean |
True |
|
spl.boot.BOOT_FROM_RAM | Boolean |
False |
|
spl.boot.BOOT_FROM_NAND | Boolean |
False |
|
spl.boot.QSPI_NEXT_BOOT_IMAGE | Hexadecimal |
0x60000 |
この設定は、QSPIの後続のブート・イメージの箇所を指定します。 |
spl.boot.SDMMC_NEXT_BOOT_IMAGE | Hexadecimal |
0x40000 |
この設定は、SD/MMCの後続のブート・イメージの箇所を指定します。 |
spl.boot.NAND_NEXT_BOOT_IMAGE | Hexadecimal |
0xC0000 |
この設定は、NANDの後続のブート・イメージの箇所を指定します。 |
spl.boot.FAT_SUPPORT | Boolean |
False |
SD/MMCからブートしている場合、FATパーティション・サポートをイネーブルします。 |
spl.boot.FAT_BOOT_PARTITION | DecimalNumber |
1 |
FATパーティション・サポートがイネーブルされている場合、この設定はブート・イメージが配置されているFATパーティションを指定します。 |
spl.boot.FAT_LOAD_PAYLOAD_NAME | String |
"u-boot.img" | FATパーティション・サポートがイネーブルされている場合、この設定は使用するブート・イメージのファイル名を指定します。 |
spl.boot.WATCHDOG_ENABLE | Boolean |
True |
この設定は、プリローダ実行フェーズ中にウォッチドッグをイネーブルします。ウォッチドッグは、プリローダ終了後もイネーブル状態を維持します。 |
spl.boot.CHECKSUM_NEXT_IMAGE | Boolean |
True |
この設定により、プリローダが後続のブート・イメージ・ヘッダ情報のチェックサムを検証することが可能になります。 |
spl.boot.EXE_ON_FPGA | Boolean |
False |
この設定は、FPGA上のプリローダを実行します。プリローダがFPGAからブートするようコンフィギュレーションされている場合、spl.boot.EXE_ON_FPGAを選択してください。 |
spl.boot.STATE_REG_ENABLE | Boolean |
True |
この設定により、プリローダ終了時にシステム・マネージャ内でINITSWSTATEレジスタにmagic valueをライトすることが可能になります。これは、プリローダがもつブートROMが正常に実行したことを意味します。 |
spl.boot.BOOTROM_HANDSHAKE_CFGIO | Boolean |
True |
この設定により、IOCSRおよびピンのマルチプレクス化をコンフィギュレーションする際、ブートROMを使用したハンドシェイクが可能となります。spl.boot.BOOTROM_HANDSHAKE_ CFGIOがイネーブルされており、プリローダがIOCSRおよびピンのマルチプレクス化をコンフィギュレーションする際にウォーム・リセットが発生する場合、ブートROMはIOCSRおよびピンのマルチプレクス化を再度リコンフィギュレーションします。このオプションはデフォルトでイネーブルされています。 |
spl.boot.WARMRST_SKIP_CFGIO | Boolean |
True |
この設定によりは、プリローダがウォーム・リセット中にIOCSRおよびピンのマルチプレクス化を省略することが可能となります。spl.boot.WARMRST_SKIP_CFGIOは、ブートROMがIOCSRとピンのマルチプレクサ化のコンフィギュレーションを省略した場合にのみ適用可能です。 |
spl.boot.SDRAM_INITIALIZATION | Boolean |
False |
ECCビットを初期化するためにSDRAMを初期化します。 |
spl.boot.SDRAM_ECC_INIT_BOOT_REGION_START | Hexadecimal |
0x1000000 |
初期化されるSDRAM内のメモリ領域の開始アドレスです。 |
spl.boot.SDRAM_ECC_INIT_BOOT_REGION_END | Hexadecimal |
0x2000000 |
初期化されるSDRAM内のメモリ領域の終了アドレスです。 |
spl.boot.SDRAM_ECC_INIT_REMAIN_REGION | Boolean |
True |
フラッシュがイメージをロードするためにアクセスする間、残りのSDRAMを初期化します。 |
spl.debug.DEBUG_MEMORY_WRITE | Boolean |
False |
この設定により、プリローダがデバッグに向けてメモリにデバッグ情報をライトすることが可能となります。この設定はUARTが利用可能でない場合に有用です。アドレスは、spl.debug.DEBUG_ MEMORY_ADDRで指定されます。 |
spl.debug.SEMIHOSTING | Boolean |
False |
この設定は、デバッガ・ツールとの使用に向けてプリローダのsemihostingサポートをイネーブルします。 spl.debug.SEMIHOSTINGは、UARTが利用可能でない場合に有用です。 |
spl.debug.SKIP_SDRAM | Boolean |
False |
この設定がイネーブルされている場合、プリローダはSDRAMの初期化とキャリブレーションを省略します。 |
spl.performance.SERIAL_SUPPORT | Boolean |
True |
この設定によりUARTプリントアウト・サポートがイネーブルとなり、ランタイム時にデバッグ情報を持つprintf()を呼び出すプリローダ・コードがイネーブルされます。printf()からのstdout出力はUARTに向けられます。このデバッグ情報は、UARTで指定したペリフェラルにターミナル・プログラムを接続することで表示することが可能です。 |
spl.reset_assert.DMA | Boolean |
False |
イネーブルされると、この設定は対応するペリフェラルを強制的にリセットで保持させます。このようなコンポーネントからデバッガがレジスタをリードしないことを確認する必要があります。 |
spl.reset_assert.GPIO0 | Boolean |
False |
|
spl.reset_assert.GPIO1 | Boolean |
False |
|
spl.reset_assert.GPIO2 | Boolean |
False |
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spl.reset_assert.L4WD1 | Boolean |
False |
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spl.reset_assert.OSC1TIMER1 | Boolean |
False |
|
spl.reset_assert.SDR | Boolean |
False |
|
spl.reset_assert.SPTIMER0 | Boolean |
False |
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spl.reset_assert.SPTIMER1 | Boolean |
False |
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spl.warm_reset_handshake.FPGA | Boolean |
True |
この設定により、リセット・マネージャがウォーム・リセットをアサートする前にFPGAでハンドシェイクを実行することが可能となります。 |
spl.warm_reset_handshake.ETR | Boolean |
True |
この設定により、リセット・マネージャがエンベデッド・トレース・ルータ (ETR)によりAdvanced eXtensible Interface (AXI)マスタをストールさせ、ETRがL3インタコネクトあるいはETRのデバッグ・リセットをアサートする前に未処理のAXIトランザクションを完了するまで待機するようリクエストすることが可能となります。 |
spl.warm_reset_handshake.SDRAM | Boolean |
False |
このオプションにより、SDRAMの内容をウォーム・リセットで保存することが可能となります。
注: このオプションを使用する場合、SDRAMコントローラはウォーム・リセットから戻る際、完全には再度初期化されません。このことは、SDRAMコントローラの不成功の結果としてウォッチドッグによりウォーム・リセットが生成される際、問題となることがあります。
注: また、SDRAM PLLもこのオプションがイネーブルされている場合、再度初期化されることはなく、システムはウォーム・リセットから抜けます。
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spl.boot.FPGA_MAX_SIZE | Hexadecimal |
0x10000 |
この設定は、FPGA内に収まるコード(.textと.rodata)の最大サイズを指定します。指定のサイズよりもビルドされたコードが大きい場合、ビルド・エラーがトリガされます。 |
spl.boot.FPGA_DATA_BASE | Hexadecimal |
0xFFFF0000 |
この設定は、FPGAの実行がイネーブルされている場合、データ領域(.data、.bss、heap、およびstack)の箇所を指定します。 |
spl.boot.FPGA_DATA_MAX_SIZE | Hexadecimal |
0x10000 |
この設定は、FPGA内に収まるデータ(.data、.bss、heap、およびstack)の最大サイズを指定します。指定のサイズよりもビルドされたコードが大きい場合、ビルド・エラーがトリガされます。 |
spl.debug.DEBUG_MEMORY_ADDR | Hexadecimal |
0xFFFFFD00 |
この設定は、spl.debug.DEBUG_MEMORY_ WRITE設定でイネーブルされたプリローダのデバッグ情報を格納するベース・アドレスを指定します。 |
spl.debug.DEBUG_MEMORY_SIZE | Hexadecimal |
0x200 |
この設定は、プリローダのデバッグ情報の格納に使用される最大サイズを指定します。 |
spl.debug.DEBUG_MEMORY_ADDR | Hexadecimal |
0xFFFFFD00 |
この設定は、spl.debug.DEBUG_MEMORY_ WRITE設定でイネーブルされたプリローダのデバッグ情報を格納するベース・アドレスを指定します。 |
spl.debug.HARDWARE_DIAGNOSTIC | Boolean |
False |
ハードウェア診断サポートをイネーブルします。この設定をイネーブルするには、最低1GBのメモリが必要です。メモリが1GBを下回る場合、ハードウェア診断は正常には実行されません。 |
spl.boot.RAMBOOT_PLLRESET | Boolean |
True |
CSEL = 00の際、ウォーム・リセットでRAM Boot PLLリセット・コードを実行します。CSEL = 00を使用している場合にウォーム・リセット機能を修正するには、このオプションをイネーブルする必要があります。このオプションがイネーブルされている場合、OCRAMの上部4 KBは予約されます。ユーザ・ソフトウェアで修正しないでください。
注: この機能をCSEL != 00でイネーブルしても、影響を受けるコードがこれをチェックするため、何ら影響はありません。
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