Altera SoCエンベデッド・デザイン・スイート(EDS)ユーザ・ガイド

ID 683187
日付 2/17/2016
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ドキュメント目次

7.3.4.1. ベース・アドレス

ブート可能なSSBLイメージは、NANDおよびQSPIフラッシュに対しては0x0に配置する必要があります。SD/MMCの場合、イメージは0x0に配置することも可能ですが、通常はイメージはカスタム・パーティションのタイプ0xA2のオフセット0x0に配置します。カスタム・パーティションにはファイルシステムは存在しません。ブートROMはSD/MMCカードの0x0に位置するMBR(Master Boot Record)を使用してパーティションを検索することが可能です。

mkpimageツールは通常、ターゲットとするフラッシュ・メモリの種類を問わず出力イメージを出力バイナリ・ファイルの始めに配置します。フラッシュ・プログラミング・ツールは、フラッシュ・メモリ・デバイスで目的の位置にイメージを配置する役割を持ちます。