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9. HPSフラッシュ・プログラマ・ユーザーガイド
Altera® Quartus® Primeソフトウェアおよび Quartus® Primeプログラマには、HPSフラッシュ・プログラマが含まれています。HPSといったハードウェア・デザインは、FPGAコンフィギュレーション・データやHPSプログラム・データの保存にボード上のフラッシュ・メモリを統合します。HPSフラッシュ・プログラマは、アルテラSoCに接続されたフラッシュ・メモリ・デバイスへデータをプログラムします。プログラマは、USB-Blaster™ IIなどのアルテラのダウンロード・ケーブルを介してHPSにファイルの内容を送信し、HPSにデータをフラッシュ・メモリ上に書き込むよう命令します。
HPSフラッシュ・プログラマは、以下の種類の内容をフラッシュ・メモリへプログラムします。
- HPSソフトウェア実行可能ファイル — 多くのシステムは、不揮発性プログラム・コードやファームウェアの保存にフラッシュ・メモリを使用します。HPSシステムはフラッシュ・メモリからブート可能です。
注: HPSフラッシュ・プログラマは主に、PreloaderイメージをQSPIあるいはNANDフラッシュへのプログラミングを目的として使用されます。動作は低速で実行されるため、大量のファイルのプログラミングには推奨されません。
- FPGAコンフィギュレーション・データ — システム起動時、ボードあるいはHPS上のFPGAコンフィギュレーション・コントローラはFPGAをプログラムするためにフラッシュ・メモリからのFPGAコンフィギュレーション・データをリードします。コンフィギュレーション・コントローラあるいはHPAは、フラッシュ・メモリに保存された複数のFPGAコンフィギュレーション・ファイルから選択することが可能です。
- その他のアービトレーション・データ・ファイル — HPSフラッシュ・プログラマはあらゆる目的においてもフラッシュ・メモリ内の任意の箇所にバイナリ・ファイルをプログラムします。たとえば、HPSプログラムは、このデータを係数表やサイン・ルックアップ表として使用可能です。
HPSフラッシュ・プログラマは、以下の種類のメモリをプログラムします。
- QSPI(quad serial peripheral interface)フラッシュ
- ONFI(Open NAND Flash Interface)準拠のNANDフラッシュ