Altera SoCエンベデッド・デザイン・スイート(EDS)ユーザ・ガイド

ID 683187
日付 2/17/2016
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ドキュメント目次

6.2.1. makefileを使用するベアメタル・プロジェクトの管理

ARM DS-5 AEを使用すると、makefileを使用したプロジェクト管理が簡単に実行できるようになります。SoC EDSに含まれるサンプル・プロジェクトは、ビルド・プロセスの管理にmakefileを使用します。

注: このオプションは、DS-5に特化した状況にのみ触れています。makefileの定義や使用方法について詳しくない場合は、次の項で説明するARM DS-5 AE GUIオプションを使用してください。

ARM DS-5 AEを使用してmakefileベースのプロジェクトを管理するには、以下のようにプロジェクトを作成します。

  1. ディスクにフォルダを作成します。
  2. File > New > Makefile Project with Existing Codeの順で選択してプロジェクトを作成します。
    図 9. 既存のコードでプロジェクトを作成する
  3. Existing Code Locationエディット・ボックスにフォルダ名を入力し、Finishをクリックします。
    図 10. 既存のコードをインポートする
  4. 先ほどのフォルダ内にMakefileを作成し、コードのコンパイルに必要なルールを定義します。これには、allおよびcleanターゲットが含まれていることを確認してください。
    これで、ARM DS-5 AEはIDEからのビルド・プロセスを起動する選択しを提供し、以下の図で示すようにプロジェクトがビルドできます。
    図 11. Eclipse IDE - ビルド・プロセスの起動 - ARM DS-5 AEでソフトウェア・プロジェクトをビルドする

    コンパイル・ツールがエラーを表示する場合、ARM DS-5 AEはそれらを分類し、形式化したうえでProblems画面に表示します。

  5. ARM DS-5 AEでソフトウェア・プロジェクトをビルドします。