インテル® Stratix® 10 デバイス・データシート

ID 683181
日付 8/04/2017
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最大許容オーバーシュート/アンダーシュート電圧

遷移中は、入力信号が次の表に示す電圧までオーバーシュートする場合があり、また、100 mA未満かつ周期が20 ns未満の入力電流に対しては、–2.0 Vまでアンダーシュートする場合があります。

許容されるオーバーシュートの長さは、デバイス寿命におけるHighタイムのパーセンテージとして指定されています。DC信号は、100%のデューティーサイクルに相当します。

たとえば、LVDS I/Oで2.70Vにオーバシュートする信号であれば、デバイスの寿命期間中は、~4%に対して2.70Vとなります。

表 3.   Stratix® 10 デバイスで遷移中に許容される最大オーバーシュート — 暫定版この表には、許容される入力オーバーシュート電圧の最大値とデバイスの寿命に対するパーセンテージでオーバーシュート電圧の持続時間が記載されています。LVDSのI/O値は、VREFP_ADCおよびVREFN_ADC I/Oピンに適用可能です。
シンボル 説明 条件 (V) TJ における%としてのオーバーシュートの期間 = 100°C 単位
LVDS I/O 2 3 V I/O
Vi (AC) AC入力電圧 2.50 3.80 100 %
2.55 3.85 42 %
2.60 3.90 18 %
2.65 3.95 9 %
2.70 4.00 4 %
> 2.70 > 4.00 オーバーシュートは許容されません。 %
2 LVDS I/Oの値は、専用I/Oとデュアル・コンフィグレーションI/Oのすべてに適用可能です。