インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

6.3.11. リージョンへのスナップ 

Chip Plannerは、Logic Lock地域をサポートします。ここで、Logic Lock作成された領域は常にラボにスナップされます。それは インテル® Arria® 10およびIntel® Agilex® FPGA、およびIntel® Stratix® 10 FPGAのクロックセクターのクロック領域に適用可能です。

デフォルトでは、Logic Lock地域ンは常にラボにスナップされます。View > Logic Lock Regions > Snap Logic Lock Region toをクリックしてデフォルトを変更することができます。

注: 次の画像で確認できるように、Logic Lock領域で操作(たとえば、領域の作成、サイズ変更、移動)を実行し、クロック領域にスナップすると、クロック領域またはセクターが(オレンジ色の境界で)表示されます。ラボにスナップする場合は表示されません。
図 62. 領域にスナップ 

リージョンにスナップすると、Logic Lock領域境界は対話モードで表示されます。次の動作を観察できます。

  • Creating Region:マウスを左クリックして、Logic Lock領域。マウスを離すと、作成されたLogic Lock領域は、含まれているクロック領域またはセクターにスナップします。
  • Resize region (and resize diagonal):マウスを左クリックしてLogic Lock領域ハンドルドラッグします。マウスを離すと、Logic Lock領域はサイズを変更し、含まれているクロック領域またはセクターにスナップします。
  • Move region: クロック領域の境界を強調表示するLogic Lock領域を選択してドラッグします。マウスボタンを離すと、Logic Lock領域は新しい位置に移動し、含まれているクロック領域またはセクターにスナップします。
    • Same place and route regions are moved:両方のLogic Lock領域が移動し、含まれているクロックセクターにスナップします。
    • Only place | route region is moved:選択された領域が移動してクロックセクターにスナップし、領域の新しい場所またはサイズが「ルートBボックスに含まれるBボックスを配置する」ルールに準拠していない場合は警告が表示されます。
  • Subtract or make a hole:クロック領域にスナップモードで減算を実行する場合、領域がクロック領域またはセクターにスナップされる領域を作成し、次に減算します。