インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

5.5.2. I/Oタイミング

Timing Analyzerは、デザインを制約するための Synopsys* フォーマットをサポートしています。 タイミング解析にTiming Analyzerを使用する場合、set_input_delay制約を使用して、特定のクロックに関して入力ポートにデータが到着する時間を指定します。 出力ポートの場合、set_output_delayコマンドを使用して、特定のクロックに関して出力ポートの受信機にデータが到着する時間を指定します。report_timing Tclコマンドを使用して、I/Oタイミングレポートを生成できます。

必要なタイミング・パフォーマンスを満たさないI/Oパスは、スラックが負であると報告され、Timing Analyzer Reportペインで赤で強調表示されます。 I/Oピンに明示的なI/Oタイミング制約を適用しない場合でも、 インテル® Quartus® Primeタイミング解析ソフトウェアはActual番号をレポートします。 デバイスがシステムで動作しているときは、そのタイミング・パラメーターのタイミング番号を満たす必要があります。