インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

4.1.1. Clocks Summary レポート

コンパイルレポートのFlow Summaryセクションは、デザインが使用可能なデバイスリソースを超えているかどうかを示し、ピン、メモリービット、デジタル信号処理(DSP)ブロック、フェーズ・ロック・ループ(PLL)などのリソース使用率をレポートします。

図 12. Clocks Summary レポート

Fitterはデバイス全体にロジックを広げることができるため、全体的な利用率が高くなる可能性があります。

デバイスがいっぱいになると、Fitterは共通の入力を持つロジック機能を自動的に検索して、1つのALMに配置します。 パックドレジスターの数も増加します。 そのため、ロジックとレジスターをより密にまとめることができれば、全体的な使用率が高いデザインでも追加ロジック用のスペースが残っている可能性があります。 そのような場合、詳細を記載したレポートが役立ちます。